初の「夏至祭inKiryu」、茂木さんと森さんが対談

 脳科学者の茂木健一郎さんの発案で、環境やアートをテーマにトークや映画上映などを繰り広げる「夏至祭inKiryu」が24、25の両日、桐生市本町二丁目の有鄰館で開かれた。茂木さんとドキュメンタリー映画監督・森達也さんとの対談では、森さんが「善か悪かで単純化し、国民が熱狂する姿は気持ち悪い」「現実はもっとあいまい。二分化したらつまらない」などと述べ。最近の社会の風潮に警鐘を鳴らした。

二十三夜塔が里帰り、江戸期の石塔、曲折へて

 みどり市大間々町7区で江戸時代に建立された石塔「二十三夜塔」が、町内数カ所の移転をへて、約半世紀ぶりに“里帰り”を果たした。1971(昭和46)年ごろ7区外に移され、近年は同町3区に設置されていたが、設置場所の土地が売却されるのに伴い、7区の東武鉄道赤城駅前の広場に移設した。24日には地元の自治会役員らが集まり、石塔にまつってある本尊・勢至菩薩の開眼供養を挙行。地域のシンボルの復活を祝った。

厳しい世界

 桐生第一高校出身のプロ野球選手、オリックスの小島脩平選手が24日、プロ初本塁打を放った。春と夏の2回、甲子園取材の機会を与えてもらった者としてうれしいニュースだった▼初めて取材したのはもう13年も前。今季打撃が開花し、中日の正捕手争いの1番手に再び名乗りを上げた松井雅人捕手とは同級生。2人は1年生のころから試合に出場し、能力の高さを示していた▼高校卒業後は取材する機会はなかったが、桐一に進学した弟などから、変わらぬ野球への情熱と練習熱心すぎるエピソードを伝え聞き、大学、社会人を経てドラフトで指名をされた時も当然に感じた▼だが、どれほど真面目に練習しようとも1軍定着すら難しい厳しい世界。小島選手は6年目、松井捕手は8年目。「引退」の文字がちらつき始める中、この2人の活躍は本当にうれしい▼この日、対戦相手のロッテには藤岡貴裕投手が2軍から昇格していた。楽天のルシアノ・フェルナンド選手もそうだが、現在、プロにいる桐一出身者はみな最終学年での夏の甲子園出場を逃している▼夏の大会の勝敗は個々の実力を足しただけでは計れないものがある。今年の開幕は7月8日。どんな熱戦が待っているのだろう。(

選定5周年で来月“まつり” 桐生新町重伝建群保存地区

 桐生市本町一・二丁目と天満宮地区が桐生新町重要伝統的建造物群保存地区に選定されて5周年。住民にも観光客にも魅力あるまちづくりを目指すNPO本一・本二まちづくりの会(森壽作理事長)が、有鄰館で記念の“重伝建”まつりを開催する。7月15、16日に「買場紗綾(さや)市特別編」として桐生の繊維製品や食品など40店が参加しての販売会を実施。まちめぐりスタンプラリーや講演会など盛りだくさんの内容で5周年を祝う。

桐大生、桐生市議と討論会 「情報発信 工夫して」

 桐生市議会(森山享大議長)は23日、桐生大学(岡安勲学長)の学生とまちづくりをテーマに語り合う討論会を、みどり市笠懸町阿左美の同大で開いた。学生たちは桐生地域の長所や短所、政治への思いなどを率直に語る一方、若い人に対する情報発信のあり方について工夫を求める意見が相次いだ。