有鄰館で本社70周年記念展

桐生タイムス社では19、20、21の3日間、桐生市本町二丁目の桐生市有鄰館で「晦魄環照(かいはくかんしょう)の世界」(塩蔵)と「球都のデザイン展」(煉瓦蔵)を開催します。

桐生の近現代史 晦魄環照の世界

「晦魄環照の世界」は桐生タイムス創刊70周年記念出版「晦魄環照 探訪・桐生の近現代」にゆかりの資料の展示企画です。一つは表紙に使った明治時代の織物原図「鳳凰図」=写真=を展観します。森山芳平整織の代表作「花卉図卓被」(国立博物館所蔵)の原図を手がけた大出東皐が、同時期に製作したものと思われます。

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晦魄環照第1章に登場する犬養木堂の画賛も展示します。会場には木堂の書に大きな影響を与えた清の碩学張裕釗と宮島詠士のたいへん貴重な真筆が並びます。

また、晦魄環照の登場人物には桐生倶楽部の芳名録に署名を残している人がいます。同倶楽部の協力を得て、写しを展示します。

市民熱狂の野球 球都のデザイン展

「球都のデザイン展」は、戦後の桐生市民を元気づけた野球にまつわる企画展です。

終戦の翌年、稲川東一郎監督率いる全桐生は都市対抗野球大会に出場し、準優勝を成し遂げます。活躍ぶりに桐生市民は沸き返り、野球熱は一気に高まりました。町内対抗野球大会が始まったのは、こうした最中のことです。

終戦10年目の春のセンバツでは桐高が準優勝。その後もエース・木暮、主砲・阿久沢を擁した桐高のセンバツ4強、二十世紀末の桐生市民を熱狂させた桐生第一の夏の全国制覇と、野球は市民の暮らしを明るく彩ってきました。

今展は、桐生市民と野球との関係を見つめ直す試みです。桐生タイムス社が高校野球を、町内対抗野球を、どう報じてきたのか。ユニフォームなどの資料とともに展示します。

桐生タイムス社

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