カテゴリー別記事: 論説

歳月が評価するもの

 仕事場の本立てに並ぶ「20世紀全記録」(講談社)は購入して30年、いまも辞書と同様、日々重宝している一冊である。

風車を見ながら考えた

 千葉県の銚子市で、風力発電用の大型風車が幾本も立ち並ぶ景色と出合った。港町の低い家並みの向こう側に、白い風車がすっくと立ち、長い3枚の羽根がゆっくりと旋回している。

カスリーン70年、つながれる心

 私たちの故郷がカスリーン台風の大水害に見舞われたのは70年前の1947年9月15日である。利根川水系に甚大な被害をもたらして、桐生で死者113人、33人が行方不明となった。

やめるための準備

 陶器を扱う小売店で立ち話をした。店を開いて半世紀以上が経過し、商う夫婦はともに70歳を超えた。子どもたちはとうに独立し、自分たちも残りの人生を後悔しないように過ごそうと、今まさに店じまいの作業に取り組んでいるのだという。

後進のための道しるべ

 障害者の社会参加を前進させてきた力は、そのハンディと向き合いつつ、自立を目指して可能性を切り開いてきた人々の頑張りである。この姿こそが世の理解を深めていったことを、一冊の本を読んで確信した。