カテゴリー別記事: 論説

働き口の問題なのか

 少子高齢化が進む桐生で、働き手となる人を外から呼び込むには何が必要なのだろうと、そんなテーマで話をするとき、決まって指摘されるのが、若い世代の働く場が絶対的に不足しているといった見方である。

インフルエンザと入試

 県内でインフルエンザの流行が本格化している。月曜の本紙に掲載されている桐生市医師会の感染症報告によれば、今季の流行は例年より2、3週間早く、桐生地区の定点医療機関当たりの患者数は1月22日までの週と、翌29日までの週と、2週続けて警報値の30人を超えた。

福はうち、鬼はそと

 子どものころ、怖いものはたくさんあった。いろんなことがわかってきて、そうした怖さは次第に薄らいでいったが、一方で、大切にしたいという畏れが芽生えていったのも、その過程ではなかったかと思うのだ。

利便性のひずみ

 ある日の午後3時ごろ、八百屋さんの店先で店主と立ち話をしていた。買い物客が次から次へとやってきてはひとしきり店内をのぞき、必要なものを買い求めてゆく。小さな店舗に商品の種類は限られている。品定めにかける時間は短く、店主との言葉のやりとりも端的でとにかく早い。その様子を眺めながら、すがすがしい気持ちになった。

「準高齢者」を考える

 近代日本を代表する彫刻家だった平櫛田中さんが東京美術学校の教授に招聘されたのは1944年、62歳のときだった。