カテゴリー別記事: 論説

「間」が省かれるネット空間

 スマートフォンの利活用法について、子どもたちが抱える課題を紹介する講演会で、デジタルタトゥーという言葉を耳にした。ある画像を誰かの情報端末に送信する。すると、その画像データが人を介して広まり、あとで発信者が消去しようとしても、すべてを消しきれない状態に陥ってしまう。そんな状況を名指す言葉なのだという。ちょうど入れ墨のように、ネット空間に刻印された、消しきれぬ情報といった意味である。

後世の平和を願う年

 歴史的な出来事を年表でひもときながら、ものごとを時系列で見ていくのは大切なことだ。

教師の役割とは何だろう

 東日本大震災に伴う福島第1原発事故の影響で、新潟市に避難している小学4年の児童に対し、教師が名前に「きん(菌)」をつけて呼び、児童が不登校になっているとの報道があった。

環境行政を先駆けた

 国立公園管理員は1953年に発足した制度である。その3期生として環境行政の黎明期を担った大崎清見さんにお話をうかがったのは2006年、新宿御苑のヒマラヤシーダの大木のそばだった。桐生高OB。「ふるさと人国記」の取材である。

書き留めるという作業

 群馬大学理工学部の礎を築いた第2代校長の西田博太郎さんが東京帝国大学の学生時代に記した自筆のノートが、同窓記念会館の資料から見つかった。日本が近代化を目指して科学分野の発展に力を入れていた明治の後半、ちょうど1900年前後に綴られた講義の記録である。