カテゴリー別記事: 論説

銅メダルの価値

 鍛え抜かれたアスリートが全力を尽くし、躍動する姿は美しい。ただいまリオ五輪。各種競技を堪能し、日本の選手の活躍を心から楽しんでいる最中だ。

象徴天皇の問いかけ

 人間が生きものである以上、老いという生理現象から逃れることはできない。80歳を超えた天皇陛下がきのう、象徴としてのお務めについて、ビデオメッセージという形で現在の「お気持ち」を表明した。体力面などの衰えを十分に自覚し、これからの自分の在り方や公務について、どうすれば社会に混乱をきたすことなく次の代に引き継ぐことができるのか。こうした考えに思いを致すことは、自然なふるまいのように思われる。

きちんと知りたい

 身体の不調を訴える人がいれば「どうしたの」と気遣うのはあたりまえである。「痛い」といえば「どのあたりが」と聞き返し、子どもが「ここ」と指させば、お母さんは「どんなふうに痛いの」とたたみかける。

いのちを生かすために

 タマネギの価格が高い。桐生青果によると、九州の産地・佐賀県でべと病と呼ばれる病気がまん延し、タマネギの成長が妨げられ、全体に玉が小ぶりなのだという。品質に問題はなく、人が食べても健康への被害はないが、玉が小さい分、生産量が減少しており、全国的に品薄状態となった。北海道産が出回るまでは高値が続きそうだ。

社会の欠陥を見つめる

 吉川英治文化賞受賞者(1976年)の鈴木セイさんには生涯掲げ続けた理念があった。「社会の欠陥を見つめる」である。