カテゴリー別記事: 論説

平和憲法を考える

 戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認をうたう日本国憲法第9条は次のような文言だ。

絵画に教えられたこと

 戦後の日本画壇で戦争責任論が始まって、それに巻き込まれるかたちで日本を離れていった画家藤田嗣治に関してはほとんど孫引きの知識しかなく、作品に関してもじっくり鑑賞する機会を持たずにきた。戦争画は戦意高揚のために描かれ、従軍画家とはそういう国家の目論見に関与したのだと、ひじょうに単純化した図式でしか理解していなかったようにも思うのだ。

田んぼの長期戦略

 「おうい、おはよう」。朝早く、隣の田んぼのおじさんが犬の散歩で通りかかり、草取り作業中の記者に声をかけてきた。

絹産業遺産群と桐生

 「富岡製糸場と絹産業遺産群」が21日、世界文化遺産に登録された。日本の養蚕と製糸が外国の技術を取り入れながら近代工業化を果たしていく、その過渡期の歴史を語る施設群だ。

来年度の教科書

 信号待ちで車の窓から歩道を眺めていると、色とりどりのランドセルを背負った小学生が数人、歩きながら言葉を交わし、うれしそうに笑い合う表情が見えた。信号が青に変わり、1人がふいに駆け出すと、仲間も後を追う。前傾した小さな体の背中で、右へ左へ、ランドセルが大きく揺れていた。