カテゴリー別記事: 論説

社会の足腰

 往事の織物産業を支えた機器類を廃棄の前に分解し、使えそうな部品を残している人は案外と多い。先日、それを使って組み立てたという作業台を借りたところ使い勝手がよく、仕事がたいへんはかどったが、もっとも驚いたのは、かつては構造の骨組みだった木材の頑丈さ、そして仕上げの丹念さであった。

新成人に期待する

 コンビニエンスストアの若い女性店員が中年の女性客につり銭を渡そうとした際に、客が小銭を受け取りそこね、数枚が床に散らばった。「すみません」の声とともに、店員は素早くレジの表側に回りこんで客と一緒に小銭を探し、拾い集めた。

桐生倶楽部会館の保存

 桐生ガスプラザの建物がいまから11年前、みずほ銀行桐生支店であったことはたぶん多くの人が記憶していることだろう。

襟を正して生きゆかん

 雪の日の午後、全天低く垂れ込めた雲が梅田の山の稜線あたりだけ切れて、根本山から残馬山にいたる連山の雪化粧が陽光を受けて浮かび、錦桜橋の上でみて、その情景に息をのんだ。

コミュニケーション

 朝の登校時に「おはようございます」と、元気にあいさつしていく子どもたちがいる。ところが、下校時に「きょうはおもしろかったかい」と声をかけると、それにはほとんど反応しないまま通り過ぎていくという。