カテゴリー別記事: 文化・芸能

温かい思いあふれ 布の絵本全国コンクール、展示はじまる

 第10回手づくり布の絵本全国コンクール「布地は母の肌につぐ第2の出合い」が1日、桐生市本町二丁目の有鄰館煉瓦蔵で始まった。人々の記憶、それぞれの街への思い、子どもたちへの愛にあふれた59作品が来場者の心を温めてくれる。

「町のたからもの」ずらり、来月9、10日に絵画展

 桐生ユネスコ協会(北川紘一郎会長)の創立70周年記念事業で、桐生タイムス社が共催する「絵で伝えよう! わたしの町のたからもの」絵画展の募集が締め切られ、27日に無鄰館で審査会が行われた。最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞には増山絢乃さん(中央中1年)の「夜景」が選ばれた。

啄木の歌、東北言葉で 桐生出身の詩人・新井高子さん編著

 「東海(ひんがす)の小島(こずま)の磯(えそ)の砂(すか)っぱで/おらァ泣ぎざぐって/蟹(がに)ど戯(ざ)れっこしたぁ」

 「稼(か)せぇでも/稼(か)せぇでもなんぼ稼(か)せぇでも楽(らぐ)になんねァ/じィっと手っこ見っぺ」

 「一握の砂」や「悲しき玩具」所収の石川啄木の短歌を、東北の土地言葉に訳して読むこと100首。歌人の感情や情景が具体性をもって生き生きと立ち上がってくる。桐生出身の詩人、新井高子さん(1966年生まれ、埼玉大学准教授)編著による「東北おんば訳 石川啄木のうた」が、未来社から刊行された。東日本大震災をきっかけに、三陸大船渡での催しに集ったおんば(おばあちゃん)たちとの共同作業の成果だ。

錦秋に華やか、中村屋・芝居小屋巡回、ながめで千秋楽

 中村勘九郎さん、中村七之助さんが全国の芝居小屋8カ所を巡回する錦秋特別公演2017の千秋楽が25、26日、ながめ余興場(みどり市大間々町)で行われた。3公演とも関東一円から超満員の客が詰めかけ、大笑いしたりため息をもらしたり、間近に繰り広げられる芸を堪能していた。

志功壁画と孫、初対面 石井頼子さん「芭蕉」を訪問

 棟方志功(1903~75年)の孫に当たる石井頼子さん(61)=東京都在住=が22日、桐生市本町五丁目のレストラン「芭蕉」で志功壁画に初めて対面した。石井さんは「天馬のまわりに得意中の得意の女人像、楽しみながら描いたのでしょう」とにこやかに語り、半世紀の封印を経て“発掘”された大作の存在感に「本物を見られてよかった」と満足そうだった。