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組み立ても半世紀ぶり 本五町会、祇園屋台の仮組み始まる

 8月の桐生八木節まつりを彩る伝統行事の桐生祇園祭で、今年の年番町を務める本町五丁目町会(飯塚晃弘町会長)は2日午前、この夏に53年ぶりに復活する同町の祇園屋台の仮組みを、同町のジョイタウン広場で始めた。“約半世紀ぶり”の組み立てにもかかわらず、午前中は順調に作業が進展。多くの同町会関係者が見守る中、とび職や大工らがパズルをはめ込むように次々と木製の部材を組み上げた。

本五町会、幕末完成の豪華屋台、53年ぶり披露

 8月の桐生八木節まつりを彩る伝統行事「桐生祇園祭」。今年の年番町である本町五丁目町会(飯塚晃弘町会長)所有の祇園屋台が53年ぶりに披露されることになった。27日夜の祇園祭典委員会で、飯塚町会長が意向を表明した。設置場所は同町内のジョイタウン広場で、週明けに仮組みして修復部材を確認し、7月中旬に本組みして祇園祭本番に臨む。透かし彫りの龍柱(りゅうちゅう)が施された幕末完成の豪華屋台の“復活”が話題を呼びそうだ。

端午の節句に段飾り 川内五・石原さん宅

 午(うま)年の端午の節句にちなみ、桐生市川内町五丁目の人形収集・研究家、石原富士雄さん(60)宅に代々の甲冑(かっちゅう)や武者人形に加えて関西の神馬、関東の軍馬などがずらりと並べられた。五節句の中でも端午の節句は特に厄払いすべき日といい、ショウブやちまき、かしわ餅を飾って男子の健康な成長を願う。自身も午年で還暦を迎え、季節の伝統行事を継承する石原さんにとって、特別な飾りとなっている。

「富岡製糸場」世界遺産へ 桐生も相乗効果に期待

 「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に登録するよう、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺産会議(イコモス)がユネスコに勧告した。文化庁が26日に発表した。6月15日からカタールのドーハで開かれる世界遺産委員会で勧告通り決まる見通し。正式決定すれば国内の世界文化遺産は昨年登録された富士山に続き14件目、自然遺産を含めると18件目。近代の「産業遺産」が登録されるのは国内初となる。「織物の桐生」は構成資産に入っていないが、国の選定を受けた「桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」やノコギリ屋根工場など「ぐんま絹遺産」に関連施設が多数登録され、現役の産地でもあり、相乗効果が期待される。

テキスタイル造形作家・寺村サチコさん、活躍の場広がる

 みどり市在住のテキスタイル造形作家・寺村サチコさん(27)の活躍の場が広がっている。スウェーデンで開催中の展示会に作品を出展したほか、19日からは京都で4回目の個展を開く。関西から移り住んで3年、繊維産地に根を張る利点を生かしつつ創作に励んでいる。