カテゴリー別記事: 地域のニュース

木造校舎の思い出

 真っ先に思い浮かぶのは、廊下を雑巾がけする場面。タッタッタッタッタ、スッテーン。勢いよく雑巾がけを始めたものの、床から飛び出た古釘にひっかかり、背負い投げのように1回転したのを覚えている▼小学校2年生まで旧木造校舎で学んだ。あちこちにひょっこり顔を出した古釘。ミシミシきしむ床にガタガタ震えるガラス。木造ならではのすえたようなにおい。当時はそれが普通だから何とも思わなかった▼体育館がない代わりに「コードー」なる古くて便所くさい木造建築があった。お金がなくて体育館が造れないんだろうと思っていた。「講堂」の意味を知ったのはずっと後のことだ▼14日に始まる桐生市立西小学校の140周年記念写真展を取材した。作品中では昭和30年代の西小生が、木造校舎の前で遊びまわっている。わが母校よりはるかに立派な講堂も見える。木造の渡り廊下がやけに懐かしい▼西小出身ではない自分でさえ、いろんな思い出がよみがえる。卒業生であるなしにかかわらず、心に響く何かがあるからだろう。半世紀前の子どもたちの笑顔の中に、時代や場所を超えた自分自身の少年時代を探してみようと思っている。(針)

堀マラソンから東京五輪へ 元女王が“小出門下”に

中島瑞穂さん

 桐生市堀マラソン大会で中学1年〜高校1年に4年連続優勝した陸上女子長距離の中島瑞穂さん(常磐高校3年)=清流中出身、菱町一丁目=が、今春から実業団のユニバーサルエンターテインメントに入社し、高橋尚子さんら五輪メダリストを育てた小出義雄・佐倉アスリート倶楽部監督の門下生になる。全国高校駅伝出場はならなかったが、地元や家族の支えでさらに大舞台を目指す。「東京五輪マラソンに出て地元に恩返ししたい」と意気込んでいる。

「桐生セッション」高評価 JETRO輸出商談会

桐生セッション

 日本貿易振興機構(JETRO)主催の輸出商談会が8日と9日、東京・赤坂のJETRO本部で開かれた。最終日の9日、桐生地域地場産業振興センターが「桐生セッション」として参加し、産地の12社が個別にブースを構えて出展した。独創性の高さに来場した欧米ファッションブランドのバイヤーからは「2日間の中で一番」と称賛の声も挙がった。

3商工会合併が頓挫 みどり市、補助金カットへ

 みどり市は現在編成中の2014年度当初予算案で、市内の笠懸町、大間々町、東町3商工会に対する運営費補助金をそれぞれ今年度比10%削減する方針を固めた。3商工会の合併協議が昨年中に頓挫し、期限としていた今年3月までの合併が不可能になったことを受けた措置。市は「やるといったことができないのなら仕方ない」(幹部)と、通告通り、14年度から3カ年で10%ずつの補助金カットに踏み切る姿勢だ。

樹徳高が創立100周年、新教室棟と体育館を建設

 明照学園樹徳高校(桐生市錦町一丁目、野口秀樹校長)が今年4月25日に創立100周年を迎える。この機会に、校舎は力誉記念館と8階建ての正道館を一部改修するほかは、木造校舎もふくめすべて取り壊し、新教室棟と新体育館を建設。新川公園側を正門入り口にするなど大きく変貌する。野口校長は「100年の伝統に感謝し、新しく生まれ変わります」と語る。