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「この先どうしたら」 途方に暮れる被害農家

台風が去った後の畑

 16日午前2時すぎにみどり市笠懸町と大間々町を縦断した突風は、農作物にも甚大な被害を与えた。特に同市笠懸町阿左美では、ビニールハウスの倒壊などが相次いだ。被害を受けた農家は、その大きさに「個人ではどうにもできない。この先どうしたら」と立ち尽くしていた。

2人けが、建物やハウスなど損壊 台風18号

 台風18号の影響で桐生地区は16日、未明に突風が発生したみどり市を中心に大きな被害を受けた。みどり市によると、住宅104棟が屋根瓦などを損壊、けが人はガラスが割れて2人が軽傷を負った。桐生市でも突風などで4棟が被害を受けた。

みどり市で突風被害、建物損壊70棟

大破した住宅

 16日未明、みどり市で突風が発生、広い範囲で被害が相次いだ。折しも、同日正午すぎには台風18号が関東地方を通過する見込みで、公民館などに設けられた避難所には、不安そうな表情で身を寄せる住民の姿も見られた。桐生、みどり両市は災害対策本部を設置して猛烈な雨などに警戒を強めている。前橋地方気象台によると、17日は高気圧に覆われ、晴れる予報となっている。

路肩を外れトラック転落、男性軽傷

転落したトラック

 16日午前8時半ごろ、桐生市黒保根町下田沢の国道122号(城下トンネルの北約400メートル付近)で、足尾方面へ走行していた4トントラックが反対車線のガードレールを乗り越えて斜面に転落した。運転していた桐生市の会社員男性(25)はみどり市内の病院へ救急搬送されたが、軽症という。

喜ぶ顔が見たくて 89歳で毎日針仕事

 桐生市菱町四丁目の元和服仕立職・大澤キミさん(89)は、稼業を辞めて20年たった今でも、針仕事を毎日欠かすことがない。13歳で母を亡くして必死で覚えた針仕事。和服仕立ての内職で家計を支え、今は趣味の布雑貨づくりに熱中する。「生きるために必死で続けた針仕事が、いつのまにか一番の生きがいになってた。孫や親戚の子にあげるのが楽しみ。喜ぶ顔が見たくて、つい夢中になっちゃうんだよね」と語る。16日は敬老の日