カテゴリー別記事: 科学・技術

自動運転社会へ準備、群馬大、損保と協定

 群馬大学(平塚浩士学長)とあいおいニッセイ同和損保(金杉恭三社長)は28日、「次世代モビリティ社会実装研究に関する協定書」を締結した。来年4月をめどに、社名の入った研究室を大学内に設置し、完全自動運転社会の到来に見合った保険商品の開発や、事故発生時の損害調査手法の確立など、想定される課題についてデータをとり、大学側と共同研究を進める。損害保険の講座を設けるなど、自動運転の社会実装に必要な高度人材の育成にも力を入れる予定。平塚学長は「組織と組織とが取り組む本格的な共同研究となる。新しい価値の創造にともに取り組みたい」と抱負を述べる。

群馬大、「社会実装研究センター」開設

 群馬大学(平塚浩士学長)は1日、同大桐生キャンパス(桐生市天神町一丁目)の研究・産学連携推進機構内に「次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置した。自動運転や電気自動車(EV)といった次世代の乗り物について、産官学金で連携してハード・ソフト両面の技術開発や人材育成に取り組み、地域社会で実用化するための拠点とする。

安心安全な水質浄化装置、動物園から誕生

 桐生が岡動物園のクモザル舎に付属する池の連続水質浄化装置「すーぱーぴーとる」が7年の開発期間をへて完成した。群馬工業高等専門学校名誉教授・NPO法人小島昭研究所理事長で、水質浄化に力を注ぐ小島昭さん(74)=桐生市本町四丁目=が、石井商事(高崎市)と共同で行ったもの。池の水を「すーぱーぴーとる」に循環させて水中の汚濁を除去する仕組みで、11月中旬から始動し、約2週間たった水は透明度を維持している。

群大大学院・松本健作助教ら、未開の領域に挑む

 群馬大学大学院理工学府松本健作助教らのグループが、地下水に生息する水生生物の生態や生息環境の調査に取り組んでいる。学術的には未開の領域で、調査手法も確立されていない。グループが桐生川の堤防沿いに設けた観測孔では、1回の観測で40体ものメクラミズムシモドキが確認された。「こうした事例さえ前例がない」と松本助教は指摘する。グループでは今後、観測孔に防水内視鏡を挿入して直接観察する今回の手法を活用し、水生生物の生態や、生息実態と水質・地盤特性との関係などを調べる計画だ。

柳さん和裁で金賞、技能五輪全国大会

 青年技能者の技能レベル日本一を競う「大54回技能五輪全国大会」が21~24日、山形県の山形ビッグウイングを主会場に開かれた。桐生地区関係者(在住、在勤・在学)は6職種14人が出場し、和裁部門の柳恵子さん(岡田和裁研究所)が最高賞の金賞に輝いた。