カテゴリー別記事: 科学・技術

群馬高専名誉教授・小島さん、日本化学連合から特別賞

 桐生市本町四丁目の小島昭さん(73)のライフワークである科学教室「サイエンスマジック」の取り組みが、化学の啓発、普及活動に貢献した個人・団体をたたえる「化学コミュニケーション賞2016」(日本化学連合主催)で審査員特別賞を受賞した。「科学の面白さを五感に訴える」をテーマに続けてきた小島さんは、「体験を通し、科学の〝スリルとサスペンス〟を届けたい。子どもたちが興味を持つ第一歩になれば」と熱い思いを語る。

4月から歴史、文化も 「サイエンス」と組み合わせトークカフェ

 桐生市本町六丁目のカフェ「プラスアンカー」で展開されてきた群馬大学のサイエンスカフェin桐生が、4月からリニューアルされる。これまで2カ月に1度のペースで、群馬大学理工学部の教員がそれぞれの専門分野の一端を紹介してきたが、2017年度は地元・桐生の歴史や文化についても知見を深めようと、学外の専門家や識者にも講師を依頼。こちらをアートカフェin桐生と名づけ、従来のサイエンスカフェと組み合わせ、毎月第2土曜の「トークカフェ」を繰り広げる計画だ。

自動運転社会へ準備、群馬大、損保と協定

 群馬大学(平塚浩士学長)とあいおいニッセイ同和損保(金杉恭三社長)は28日、「次世代モビリティ社会実装研究に関する協定書」を締結した。来年4月をめどに、社名の入った研究室を大学内に設置し、完全自動運転社会の到来に見合った保険商品の開発や、事故発生時の損害調査手法の確立など、想定される課題についてデータをとり、大学側と共同研究を進める。損害保険の講座を設けるなど、自動運転の社会実装に必要な高度人材の育成にも力を入れる予定。平塚学長は「組織と組織とが取り組む本格的な共同研究となる。新しい価値の創造にともに取り組みたい」と抱負を述べる。

群馬大、「社会実装研究センター」開設

 群馬大学(平塚浩士学長)は1日、同大桐生キャンパス(桐生市天神町一丁目)の研究・産学連携推進機構内に「次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置した。自動運転や電気自動車(EV)といった次世代の乗り物について、産官学金で連携してハード・ソフト両面の技術開発や人材育成に取り組み、地域社会で実用化するための拠点とする。

安心安全な水質浄化装置、動物園から誕生

 桐生が岡動物園のクモザル舎に付属する池の連続水質浄化装置「すーぱーぴーとる」が7年の開発期間をへて完成した。群馬工業高等専門学校名誉教授・NPO法人小島昭研究所理事長で、水質浄化に力を注ぐ小島昭さん(74)=桐生市本町四丁目=が、石井商事(高崎市)と共同で行ったもの。池の水を「すーぱーぴーとる」に循環させて水中の汚濁を除去する仕組みで、11月中旬から始動し、約2週間たった水は透明度を維持している。