カテゴリー別記事: 科学・技術

蒼天にエメラルドの光、ラブジョイ彗星が観測好機

 桐生天文同好会(石田進一会長)の蟹和大観さん=みどり市笠懸町在住=は7日夜、エメラルド色の淡い光をカメラに収めた。正体はラブジョイ彗星(すいせい)。昨年8月に発見された彗星で、現在の明るさは4等級後半。暗い空ならば双眼鏡でぼんやりと観測できるという。

猛暑の東京五輪 過ごしやすく 群大など実証実験

 猛暑の開催が予想される2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、群馬大学大学院理工学府と東京都農林総合研究センターは7月半ばから共同で、移動式の緑化技術とミスト(霧)を組み合わせ、低温空間をつくる実証実験に取り組んできた。江東区にある東京ビッグサイトの一画を利用した実験では、木陰とミストを組み合わせることで、暑さ指数(WBGT)を約4度下げる効果があることがわかった。今回の基礎データをもとに、研究者らは来年度、本格的な実証実験に挑む。選手や観衆を熱中症から防ぐ救世主となるか、期待が膨らむ。

ぐんま昆虫の森、入園者100万人達成

 県立ぐんま昆虫の森(桐生市新里町鶴ケ谷、山田勝園長)で27日午前、入園者の累計が100万人に到達した。100万人目は茨城県筑西市から家族で訪れた大貫瑛都くん(9)。記念セレモニーには矢島稔名誉園長やクワガタぐんまちゃんも駆けつけ、にぎやかに節目を祝った。

群馬高専特命教授・小島昭さんを表彰

 群馬高専の特命教授、小島昭さん(70)=桐生市本町四丁目=が科学技術振興機構(JST)のイノベーションコーディネータ賞を受賞した。「炭素繊維・水質浄化技術の研究成果をカキの養殖などに発展させ、東日本大震災の復興に寄与するなど、長年にわたる高専での経験によってシーズの発掘や外部資金の獲得、事業化など多様な実績を上げている」ことが評価された。

エチオピアで普及の道探る 桐生の「ソーラークッカー」

 太陽光を使った調理器具「ソーラークッカー」の製品開発に取り組む昭和理化学機器(桐生市広沢町)と、環境分野でコンサルタント事業を展開するマイクライメイトジャパン(東京都中央区)が、足利工業大学(足利市大前町)の協力を受け、エチオピアの難民キャンプでソーラークッカー普及の道を探っている。外務省の2013年度支援事業。関係者は10月上旬に現地を訪れ、データを採取、その使用法などを住民に伝えた。現在、回収したデータをもとに機器を改良中。28日に再び現地を訪ね、今後の展開を探る。政府開発援助(ODA)で普及が進めば環境、保健、生活の向上に役立つはずと、関係者らの期待は膨らむ。