一喜一憂

 夜中に目が覚めたのは、怖がり犬が2階まで駆け上がってきたからだ。おとといのことだ。その子をなだめながら自室に連れて行き、寝なおしたらさらに雨足が強くなった▼この降り方は記録的かもしれない。そう思っていたのだが、翌朝、気象庁のアメダス(無人の地域気象観測システム)の記録を確認して驚いた。桐生市の午後11時台の降水量はたったの0・5ミリだったからだ▼桐生市のアメダスは広沢町の渡良瀬川近くに設置されている。記者の居住地が大雨でも、6キロほど離れているアメダス設置付近ではその程度しか降らなかったわけだ。いわゆる局地的な雨だったのだろう。推測では1時間に50ミリは降ったような気がしていたのだが▼念のため、貯水量が減り続ける草木ダムの、上流域の降水量を確認すると、その時間帯はわずか0・2ミリ。とここまで書いたところで、昨夜もゴロピカが始まった。大雨・雷・突風や竜巻注意情報が発表されていたからゲリラ豪雨とは言わないのだろうが、おとといをしのぐ激しい雨風となった▼で、降水量はというと桐生市で午後11時台に44ミリを記録した。が、肝心の同ダム上流域はわずか2・1ミリ。この程度ではスズメの涙なんだよなあ。(ま)

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