小さな発見

 日ごろ、地域で動いていて、一通りのことは承知していたつもりだったが、知らないことの方がまだまだ圧倒的に多いと改めて実感した▼仕事で19日、黒保根町に赴いた。国道122号から、下田沢の交差点を左に折れ、県道沼田大間々線を走る。なだらかな上り坂にみえるが、非力な旧式の軽自動車では、ギアを3速に落とさないと速度が上がらない。意外と勾配があるのかと考えながら進むと、春の鮮やかな色彩が目に飛び込んできた▼市道に入って再び国道に抜けるまでの間、何本もの満開の花木が道沿いに次々現れる。ことに見事なのが、枝垂れ桜と桃の共演で、競い合うように咲き誇る桃の赤に近いピンクは強く印象に残る。春の花の代表格の梅桃桜は普通、その順番通り咲くが「年によっては全部が同時に咲くこともあるよ」と、地元の人が教えてくれた。集落の人たちが植えたツツジが、次に見ごろを迎えるという▼帰りに国道沿いの道の駅「やまびこ」で昼食を取った。関東地方の道の駅マップがあったので手に取ると、すぐ近くにこんなところがあったのかと初めて知る情報がちらほら。あちこちの道の駅を目印に、近郊を訪ねても楽しそうだ。(

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