アラーム

 目覚まし時計代わりの携帯電話のアラーム。ねぼけまなこで止めて画面を見ると、見慣れないエリアメールが。「政府からの発表」というタイトルで、「ミサイル通過。ミサイル通過…」とある。時間は「6時14分」。ずいぶんと前だ。その時点で画面を確認できる余裕があるのだから、少なくとも自分に直接的な被害はなかったのだと察する▼起きるのが遅いといわれればその通りかもしれないが、人にはそれぞれの事情に合った生活様式がある。緊張感がないといわれればその通りかもしれないが、眠っている間まで緊張していたら体がもたない。いずれにせよ、その事実を知ったのは発生からそれなりに時間がたった後▼どうやら威嚇のようではあるが、これが威嚇でなかったらと考えると、やはり、平穏な日常は薄氷の上にあるのだと再認識せざるを得ない。発射準備うんぬんは連日報道されていたし、こういう状況も予想されてはいたのだが▼直接的な交渉事は政府に任せるとして、一市民、一個人としては何ができるのか。備える、警戒する、心配する。けれど何ごとも、しすぎたら際限がなく、パニックになりうる。あくまで冷静に、ということか▼天災ではないのだがなあ。(

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