300円

 さわやかな秋の青空に誘われて、日曜の午後、緑豊かな公園「群馬の森」を散策した。ついでに同園内にある県立歴史博物館にも入ってみた。リニューアルして7月15日に全面オープンしたというのも、興味をそそられた▼群馬の森は無料だが、同博物館は大人1人300円かかる(中学生以下は無料)。県民は無料でもいいのでは、という意見もあろうが、実際に見学すると、「300円は妥当かな」と思えた。その理由の一つは、最短15分程度で群馬の歴史が大まかに分かるように順路設定されていること▼みどり市の岩宿遺跡や、桐生市の千網谷戸遺跡なども紹介されている原始古代から、世界遺産「富岡製糸場」の模型や名車スバル360が展示されている近現代まで、時系列に展示してあり、順路に従って歩けば「群馬の歴史」がだいたい分かるようになっている。はにわや銅鏡などの立体資料もルートの所々に配置され、見学者を飽きさせないよう工夫してあった▼ガラスケースにおさめられてはいるが、千網谷戸遺跡から出土した十数点の耳飾りが間近で見られるコーナーはとくに良かった。西毛方面に出かける機会があったら、ぜひ一度、散策ついでに立ち寄ってみては。(

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