祝1000日

 桐生警察署管内(桐生、みどり両市)の高齢者(65歳以上)の交通事故による死者ゼロの連続日数がおととい1000日に達した。最後の死者は2014年12月10日で、約2年9カ月もの間、悲しい交通事故がなかったことを誇るべき記録として祝いたい▼当地もかつてそうだったように、県内や全国的には交通事故死者の半分以上は高齢者が占めている。その現実に照らしてこの記録は奇跡と言っても過言ではない。しかし、“偶然の産物”でもない。そこには当地を訪れたり通過する人を含むすべての人の安全意識、またそれを促す関係機関・団体をはじめ、地域、学校、職場などの地道な活動があることを忘れてはならない▼そのことは全体の交通事故死者にも言える。県内は4日現在で45人と昨年同期を10人も上回っているのに対し、管内は昨年同期と同数の1人にとどまっている。このままいけばおととし、昨年の2人を更新して1953年からの統計史上最少ということになる▼高齢者に限らず、交通事故死ゼロが1日でも長く続くことを願い、今回もこの言葉で締めくくりたい。どちらさまも一日一日、「安全は小さな注意の積み重ね」を実践していってほしい。(

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