相乗効果

 年始に合わせてお届けした弊紙正月号の企画で、桐生商工会議所が進める桐生マフラー・ストールブランド化事業を主導するお三方へのインタビューを掲載した。なぜマフラーなのか。どのように展開するのか。道半ばの事業の核心を委員長の籾山和久さん、副委員長の西坂一夫さん、外部専門家の大友邦子さんが語ってくれた▼その中には、非常に大切かつ重要な視点が含まれていた。ブランド化を成功させるには商品だけにとどまらず、街自体のブランド化も併せて進める必要があるという考え方だ。欧州の高級ブランドを思い浮かべると分かりやすい。例えば、エルメスやルイ・ヴィトンの名称や品物から、おしゃれで上品なパリの街が連想されるように▼商品と土地のイメージは密接に関連し合っている。いずれかの印象が上がれば、もう片方も上がる可能性が高いが、逆もあり得る。桐生の街と、そこで生み出される商品群とが互いに良い効果を及ぼし合い、イメージを高め続けていければ理想的だ▼折しも、市がまちの価値を高めるシティブランディングを進めている最中。マフラー・ストールのプロジェクトにも担当者が参画しており、連携と相乗効果に注目している。(

関連記事: