はたちの視点

 今年の正月号で桐生工業高、桐生南高、大間々高の写真部に協力してもらい、桐生市、みどり市の風景写真を掲載した。高校生の目で見た風景は新鮮で、またどこか懐かしくもあり、面白かった。紙面の都合で掲載しきれない写真もあったが、また何か機会をつくって紹介させてもらえればと思う▼きっかけは桐生の街のことをほとんど知らないという高校生の声だった。小学校や中学校では総合学習などで生まれ育ったまちについて学ぶから、たぶん記者が子どもだったころより、地域のことをよく知っているのではないかと思う。だが、高校生になると市外から来る人も多く、地域とのつながりも薄れがちだ。少子高齢化が進むまちで、この若い力を活用しきれていないのはもったいない気がする▼成人式が多く行われた12日、高崎にいた。まちなかでイベントが行われているのか、振り袖姿の女の子が歩いていて、まちが華やいでいる。市街地から離れた会館で式典が行われる桐生市やみどり市では残念ながら出合えない光景。両市でもMAYUやわ鐵を活用し、まちが華やぐイベントができたらいいのに。そして彼らにふるさとについての思いを聞いてみたいと思うのだ。(野)

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