初陣に臨む

 「いやあ、正直うらやましいですねえ」。4月27日、桐生市小曽根町の旧西中校庭。今春卒業したばかりの桐生第一ラグビー部OB野村優斗さん(19)=同市梅田町=が、期待感に満ちた笑顔を浮かべながら、後輩たちの練習を熱っぽく見つめていた▼その視線の先には、元日本代表で昨季までトップリーグ王者のパナソニックのCTBとして活躍した霜村誠一さん(33)=同市菱町=。3月いっぱいで退社後、4月から桐一教員となり、部員47人のチームを監督として率いる▼パナの堺田純コーチ(34)が練習に連日参加するほか、世界最高峰リーグで活躍した現役日本代表HOの堀江翔太選手(29)らトップ選手も続々と指導に来桐。「個々がどれだけ勝ちたい気持ちを持ち続けられるか。少しずつ変わってきているので楽しみ」と霜村監督も手応えを感じている▼霜村監督の“初陣”は、県総体開幕戦の樹徳戦。あす2日午前11時から錦桜橋下流の渡良瀬川河川敷グラウンド(さくら遊園)で行われる。今大会の目標は過去最高の県8強を上回ること。安達友哉主将(3年)は「まずは初戦突破。(勝てば次に対戦する霜村監督の母校の)東農大二に勝って4強入りしたい」と目を輝かせる。(針)

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