今月の記事: 2017年2月

あさひ特支高等部の山口勇壮さん、「はばたき賞」受賞

 あす3月1日に県立あさひ特別支援学校高等部を卒業する山口勇壮さん(18)=桐生市新里町=が、第40回はばたき賞を受賞した。全国特別支援学校肢体不自由教育校長会で決定したもので、全国で14人の児童生徒に贈られる。山口さんは在学中に難関検定や試験に多数合格、来月には運転免許を取る予定で、4月からは前橋国際大学に通う。「充実した3年間でした」と笑顔で語り、将来は「母校の教員になりたい」と夢をはばたかせている。

提箸英夫さん、2回目の優秀栽培賞 世界らん展

 桐生市境野町二丁目在住の提箸英夫さん(72)=桐生洋らん愛好会所属=が、東京ドームで今月開かれた「世界らん展日本大賞2017」の栽培コンテスト「育てようシンビジューム」で最優秀栽培賞に輝いた。最優秀栽培賞の受賞は2011年以来2回目。「ものすごい苦労したので、喜びもひとしおです」と話している。

雛たちの宴

 春高楼ではなく恒例の、花の宴。毎年真っ先に味わうのは目黒雅叙園百段階段の雛まつりで、絢爛豪華な七つの部屋に今春は九州各地の雛たちが集められた。ロビーには宮崎県綾町の風習という雛山。山の神への祈りを込めた造形を築いて雛たちが飾られていた▼筑豊の炭鉱王、伊藤伝右衛門邸の座敷雛は圧巻。博多山笠や京都祇園や青森ねぶた、各地の祭りに舞い踊り浮かれる熱狂の絵巻だ。かたや伝右衛門への絶縁状を公開して伊藤邸を去った柳原白蓮の有職雛も。出奔5年後に雛と再会した白蓮は頬ずりして喜んだという▼雛には厄払いの流し雛のような信仰系と、子どもの相手の愛玩系、そして飾って見る鑑賞系の3種類があるという。持てる人形を総動員して段飾りの下に並べ、内裏さまたちを御殿から出して身分国籍差別なく遊ばせていた幼きころは、愛玩と鑑賞の区別もなかったが▼どの系にしても、ひとがたである。人の身代わりとして情を宿す。代々受け継がれた人形ほど、さまざまな思いを注がれる。澄まし顔の奥にほのみえる複雑さがたまらない。全国各地で町なか雛まつりが盛んになった。期間限定、人生も有限。いつかゆったり、巡り歩きたいものだ。(流)

火の行方を見届ける

 あすから3月、春の全国火災予防運動が始まる。22日付の本紙でも紹介されたが、桐生市消防本部の2016年消防白書によれば、火災の月別発生件数は3月が最多。年間65件のうちのほぼ半数が、3月から5月までの3カ月間に集中している。

きりゅう映画祭、監督決まる 2作品、主人公は高校生

 短編映画祭・きりゅう映画祭(桐生青年会議所主催)で今年2作品を制作する監督らが決まった。いずれも高校生を主人公にした物語で、春から夏にかけて順次撮影に入る予定だ。