今日の記事: 2017年2月11日

「立地適正化」策定委が発足、都市機能集約検討へ 桐生市

 人口減に対応した持続可能なまちづくりを目指し、地方都市が拠点施設や住居の配置を誘導する「立地適正化計画」。2018年度の策定を目指して今年度から策定作業に着手する桐生市は10日、有識者や関係団体らでつくる計画策定委員会の初会合を開き、計画策定に向けて本格的な検討作業に入った。8月の次回会合で、都市機能や住居が集約されたコンパクトなまちづくりの方向性を示す基本方針案をまとめ、9月に市民に公表した上で意見募集を行う方針を明らかにした。

桐生刺繍組合の「ぐんまちゃん」グッズ、初の常設売り場

 群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」を活用した商品づくりを進めている桐生刺繍商工業協同組合(村田欣也理事長)が、小売店に初の常設売り場を確保した。玉村町の道の駅「玉村宿(たまむらじゅく)」での取り扱いが決まったもので、11日から販売が始まった。村田理事長は「ほかの道の駅にも広げていきたい」と意欲をみせる。

先人の道

 「一月もあっという間に終わり、暦の上では春ですが、まだまだ寒いです。卒寿にまもない私たちには心まで寒いです」。そんな書き出しで始まる手紙が今月上旬、本社に届いた▼差出人の名前はなく、桐生市内の町名だけ。縦長の白い封筒に、縦書きの便箋が2枚。そこには高齢の方が、懸命に、ボールペンで書いたと思われる文章がつづられていた。手紙の終わりには「老人のつまらない愚痴」とあり、それを「見ていただきたい」ので書いてみたと結んであった▼愚痴ではあるが、内容は、単なる悪口や下品な批評ではなく、真面目に生きてきたその人の生きざまが伝わってくるものだった。たとえば、介護施設の職員が名字で呼ぶ人と名前で呼ぶ人を意識的に分けて(差別して)いることに不満を抱えつつも、「世話になっている身だから仕方ない。忍耐だ」とこらえ、「笑顔で応じ」、じつは「心にストレスをためて帰ります」と▼小生の親も傘寿を迎えた。通所介護施設も利用している。先人の愚痴は、後に続く者にとって「反省すべき材料」でもあろう。いつか自分もたどる道かもしれないのだから▼「氏名なし」の差出人の方、遠慮なく、またご投稿ください。(な)