今日の記事: 2017年2月14日

「障害者用トイレマップ」公開へ、桐生市

 桐生市は市有施設の障害者用トイレ、公衆トイレの状況をまとめ、今年の桐生八木節まつり開催までに市ホームページ(HP)に「障害者用トイレマップ」として公開する予定だ。担当職員は車いすを利用しており、トイレの「使いやすさ」「移動しやすさ」などを独自の目線で確認・調査し、車いす利用者に寄り添った情報を加える。

団体貸し出し、まず「山笑」へ、桐生市立図書館の新サービス

 桐生市立図書館(藤川恵子館長)が始めた新サービス、高齢者福祉施設などへの団体貸し出し。利用第1号となったのが特別養護老人ホーム・デイサービスセンター山笑(さんわ、桐生市相生町一丁目、藤澤真史施設長)だ。施設を訪ねると、明るい室内のテーブルに図書を広げ、写真や大きめのイラストを見ながら昔の暮らしぶりを思い出し、会話をはずませて談笑するお年寄りたちの姿が。職員が演じた紙芝居「愛染かつら」も好評だったという。

「る」の思い出

 上毛かるたの絵札の中で、お気に入りは「る」。「ループで名高い清水トンネル」の読み札に合わせ、オレンジと緑の国鉄色をした電車が、今にもトンネルに入ろうとしている。山の中腹を見ると、トンネルの出口が描かれている。トンネルの中で、線路はぐるりと輪を描くことで距離を稼ぎ、電車は緩やかな勾配を上る▼関川夏央さんは著書「汽車旅放浪記」の中で、清水トンネルについて記している。かるたの絵札に描かれた大穴と土合とを結ぶループトンネルは、1926年の着工。ループの半径は402メートル。輪を一周する間に46・5メートルの高さを上ることになる。今から90年も前の難事業。開通は5年後の31年だった▼このループを最初に通過したのは高校生のとき。鉄道好きだったのに、新潟方面へはなかなか足が向かなかった。新前橋で乗り換え、上越線を北上して水上駅をたつときの、わくわくとした高揚感は、今も記憶にある。カメラを持ち、あの絵札を思い浮かべながら窓を開け、前方を眺めた▼列車はあっけなくトンネルに入る。それでもゆっくりと旋回している感覚とごう音とが体を包み、不思議な心持ちだった。先日、上毛かるたの絵札を眺めていたら、そんな記憶がよみがえった。(け)

働き口の問題なのか

 少子高齢化が進む桐生で、働き手となる人を外から呼び込むには何が必要なのだろうと、そんなテーマで話をするとき、決まって指摘されるのが、若い世代の働く場が絶対的に不足しているといった見方である。