今日の記事: 2017年2月22日

火災で2.4億円灰に、16年消防白書

 桐生市消防本部がまとめた2016年の「消防白書」によると、管内の火災は広域体制となった1976(昭和51)年以降で最少だった前年に比べ2件増の65件と2番目に少なかったものの、損害額はゴルフ場クラブハウス(新里町)の全焼などで前年より約1億800万円(82%)増の約2億4000万円に上った。

「大久保」主要活断層帯に、地震調査研究推進本部

 政府の地震調査研究推進本部は21日、マグニチュード(M)7級以上の地震が起きる可能性がある「主要活断層帯」に、関東、中国、九州地域の16断層を新たに追加した。みどり市大間々町や桐生市新里町を東西に横切る「大久保断層」も含まれる。主要活断層帯の追加は2005年以来12年ぶりで、全国で113となった。

ミツバ、ホンダ製の燃料電池自動車、県内初導入

 ミツバがホンダ製の燃料電池自動車(FCV)を県内で初めて導入した。22日午前、桐生市広沢町一丁目の本社前で納車式が執り行われた。ワイパーなどに同社製品が使われており、実験車両として、運転中の作動状況やモーター音、FCVの特性の確認などを通じ、今後の開発に役立てることにしている。

春のきざし

 晴れたある日、風は冷たいけれど日差しがじんわり。休耕田からはクルルクルルクルルと大合唱が聞こえる。ヤマアカガエルが命を懸けて雌を呼んでいた。また別の日。星が瞬いて、しんとした夜だった。突然、どたんばたんとトタン屋根をたたいて、なああなああと声が響く。町をゆくネコもまた、誰かを呼んでいた▼季節がうつりゆくなあ、なんてしみじみして、はっとした。支度をしなきゃいけない▼とはいえ、洋服を出すのでもなく、コートや毛布をしまうでもない。それはまだ早い。「越冬さなぎ」の処遇である▼わが家には昨秋からお世話しているアゲハのさなぎが2頭いる。10月後半にさなぎになって、うまくいけば冬を乗り越えて羽化する。屋外同様に冬を経験してもらおうと寒い部屋においていて、忘れかけていたのだ。慌てて確認すれば、まだ穏やかな眠りについているようで一安心。まだ早すぎるもの▼とりあえず、いつ羽化のきざしがあってもいいように毎朝、観察することにした。少し温度の高い日があると気になって、わくわくそわそわと朝に晩に様子をうかがう。新しい季節が待ちきれないのは生き物みな同じ。私もちゃんと生き物なのだ。(並)