今月の記事: 2017年2月

「る」の思い出

 上毛かるたの絵札の中で、お気に入りは「る」。「ループで名高い清水トンネル」の読み札に合わせ、オレンジと緑の国鉄色をした電車が、今にもトンネルに入ろうとしている。山の中腹を見ると、トンネルの出口が描かれている。トンネルの中で、線路はぐるりと輪を描くことで距離を稼ぎ、電車は緩やかな勾配を上る▼関川夏央さんは著書「汽車旅放浪記」の中で、清水トンネルについて記している。かるたの絵札に描かれた大穴と土合とを結ぶループトンネルは、1926年の着工。ループの半径は402メートル。輪を一周する間に46・5メートルの高さを上ることになる。今から90年も前の難事業。開通は5年後の31年だった▼このループを最初に通過したのは高校生のとき。鉄道好きだったのに、新潟方面へはなかなか足が向かなかった。新前橋で乗り換え、上越線を北上して水上駅をたつときの、わくわくとした高揚感は、今も記憶にある。カメラを持ち、あの絵札を思い浮かべながら窓を開け、前方を眺めた▼列車はあっけなくトンネルに入る。それでもゆっくりと旋回している感覚とごう音とが体を包み、不思議な心持ちだった。先日、上毛かるたの絵札を眺めていたら、そんな記憶がよみがえった。(け)

働き口の問題なのか

 少子高齢化が進む桐生で、働き手となる人を外から呼び込むには何が必要なのだろうと、そんなテーマで話をするとき、決まって指摘されるのが、若い世代の働く場が絶対的に不足しているといった見方である。

桐生市堀マラソン大会 写真販売サイトのお知らせ

堀マラソン

第63回桐生市堀マラソン大会の様子は「完走者の記録」を21日に発行するほか、インターネットで18日から写真の閲覧・販売スタートの予定です。「フォトレコ icon-external-link 」というサイトで、イベント名は「第63回桐生市堀マラソン大会」。大会専用の16けたの認証キーは参加者に配布された大会パンフレット内に記載されています。

堀マラソン、市民ら本町通り快走

堀マラソン

 9056人がエントリーした「第63回桐生市堀マラソン大会」(桐生市など主催、桐生タイムス社など後援)が12日、朝うっすらと雪の積もった新川公園を発着点に行われ、大勢の市民ランナーが元気に本町通りを埋め尽くした。

桐生高校同窓会、オール同窓生で酒造り

 桐生高校が4月に創立100周年を迎えるのを記念し、同校同窓会のメンバーが8日、“オール同窓生”による独自仕込みの日本酒造りを始めた。同窓生の育てた酒米を、同窓生の営む酒蔵で仕込むもので、同窓生の詩画家・星野富弘さん直筆の題字は、校歌の歌いだしにちなんだ桐高の代名詞「山紫(やまむらさき)」。同窓会総会が開かれる7月1日から、同会員向けに1000本を限定発売する。関係者は「昔の仲間との会食を引き立てる食中酒として味わってほしい」と意気込んでいる。