今月の記事: 2017年2月

働き口の問題なのか

 少子高齢化が進む桐生で、働き手となる人を外から呼び込むには何が必要なのだろうと、そんなテーマで話をするとき、決まって指摘されるのが、若い世代の働く場が絶対的に不足しているといった見方である。

堀マラソン、市民ら本町通り快走

堀マラソン

 9056人がエントリーした「第63回桐生市堀マラソン大会」(桐生市など主催、桐生タイムス社など後援)が12日、朝うっすらと雪の積もった新川公園を発着点に行われ、大勢の市民ランナーが元気に本町通りを埋め尽くした。

桐生高校同窓会、オール同窓生で酒造り

 桐生高校が4月に創立100周年を迎えるのを記念し、同校同窓会のメンバーが8日、“オール同窓生”による独自仕込みの日本酒造りを始めた。同窓生の育てた酒米を、同窓生の営む酒蔵で仕込むもので、同窓生の詩画家・星野富弘さん直筆の題字は、校歌の歌いだしにちなんだ桐高の代名詞「山紫(やまむらさき)」。同窓会総会が開かれる7月1日から、同会員向けに1000本を限定発売する。関係者は「昔の仲間との会食を引き立てる食中酒として味わってほしい」と意気込んでいる。

地域の隣人

 「独自路線を走る朝鮮の行き先を私たちは複雑な思いで見守っています」|。桐生地域で生活し、仕事をしている在日コリアンの人たちと地域の政財界関係者が交流する新年会を久しぶりに取材した▼前回の取材はたぶん10年近く前で、新年会は以前と変わらず出席者どうし和やかに笑顔を交わす光景が広がった。だがこの間に、北朝鮮に対する日本人の視線が一段と厳しくなったのも確かだ▼冒頭の言葉は、桐生地域朝鮮商工会の尹永浩会長のあいさつの一節。核ミサイル開発に突き進み、国際社会から白眼視され、ヘイトスピーチの標的にされているけれど、自分たちにとっては大切な故郷なのです。そんな複雑な思いが「独自路線」の言葉ににじむ▼群馬朝鮮学校への補助金が県の新年度当初予算案に計上されていないことにも触れ「在日コリアンのコミュニティーの場であり私たちの未来と希望が託されている学校」として、補助対象となるよう理解を求めた。会長いわく、同校で反日教育など行われてはいないという▼「今年こそ私たちを取り巻く情勢が好転し、平和で良好な地域交流が深まることを願います」。あいさつに込められた切実な思いが胸に迫る。隣人として心からそう願う。(成)

「立地適正化」策定委が発足、都市機能集約検討へ 桐生市

 人口減に対応した持続可能なまちづくりを目指し、地方都市が拠点施設や住居の配置を誘導する「立地適正化計画」。2018年度の策定を目指して今年度から策定作業に着手する桐生市は10日、有識者や関係団体らでつくる計画策定委員会の初会合を開き、計画策定に向けて本格的な検討作業に入った。8月の次回会合で、都市機能や住居が集約されたコンパクトなまちづくりの方向性を示す基本方針案をまとめ、9月に市民に公表した上で意見募集を行う方針を明らかにした。