今月の記事: 2017年2月

4月から歴史、文化も 「サイエンス」と組み合わせトークカフェ

 桐生市本町六丁目のカフェ「プラスアンカー」で展開されてきた群馬大学のサイエンスカフェin桐生が、4月からリニューアルされる。これまで2カ月に1度のペースで、群馬大学理工学部の教員がそれぞれの専門分野の一端を紹介してきたが、2017年度は地元・桐生の歴史や文化についても知見を深めようと、学外の専門家や識者にも講師を依頼。こちらをアートカフェin桐生と名づけ、従来のサイエンスカフェと組み合わせ、毎月第2土曜の「トークカフェ」を繰り広げる計画だ。

奇跡よ続け

 「今までは験を担いで、節目を迎えても取り上げなかった。が、ジンクスを恐れず、逆に取り上げることでの効果を期待して、変節のそしりを覚悟で記してみた」。これは、おととし10月7日付のこの欄で、桐生警察署管内(桐生、みどり両市)の交通死亡事故ゼロの連続日数が100日になったことを取り上げた時のあとがきである▼残念ながら、この記録は昨年7月29日に、みどり市笠懸町で発生した踏切死亡事故で、400日目前の396日で途切れてしまったが、桐生市内だけでみると、その後もゼロ記録は続き、今月17日で600日になった。また管内でも、65歳以上の高齢者に限ってみると、ゼロ記録は同日で800日になり、その後も続いている▼特に高齢者は、県内や全国的にみて交通事故死者に占める割合が約5割と非常に高いだけに、管内のこの記録は、これまでも何度か触れているが、奇跡と言っても過言ではあるまい。当地の新たな誇るべき記録である▼ここまで来たら1000日も夢ではなくなってきたが、とりあえずは次の大台である900日を目指して、どちら様も、一日一日、「安全は小さな注意の積み重ね」を実践していってほしい。(ま)

「塩原バイパス」ルート案示す 国道122号

 みどり市大間々町桐原―下神梅間の国道122号、通称「七曲り」に代わる新たな道路として県が計画している同国道「塩原バイパス」のルート案が明らかになった。渡良瀬川右岸のがけ沿いを蛇行する現在の道に代わり、対岸の同町塩原地区を通る新たな道を整備する。同川とわたらせ渓谷鐵道の線路をまたぐ新たな橋も建設する計画で、総事業費は15億円を見込む。

根本山系マンガン掘りの思い出を語る

 戦後まで、近郊の山中でマンガン掘りに従事した人たちがいた。柳澤敏雄さん(86)=みどり市東町花輪=もその一人。実家があった小中から黒保根の田沢にかけて、また黒坂石から根本山北側の十二山あたりの鉱脈を掘った。そして昭和24(1949)年には小屋を建てて、一夏を根本山系で過ごした。当時はまだ博打(ばくち)場の跡が残っていて、「じいさん」たちからいろんな話を聞いたという。本紙の「根本信仰・参詣古道」の記事を見て懐古、思い出を話してくれた。

五を書く

 風の強い日が多いです。道路に思わぬものが落ちていることもあるので注意して▼足利市にある史跡足利学校。「日本最古の大学」といわれた学問どころであることから、今のシーズン、合格祈願に訪れる人も多いらしいが、そんな学校に新しい“合格アイテム”が登場した。なにかといえば入徳門から学校門の間に設置された「マンホールのふた」。全部で3枚設置する予定で、現時点で2枚は完了しているはず▼なぜ“合格アイテム”かというと「マンホールふた」は「落ちない」ということ。まあこれだけなら、そこらへんにあるマンホールふたと変わらないが、「落ちない秘密」はデザインにある。そこには中央に配置した「学」の字を取り囲むように同学校で最も著名といわれる字降松(かなふりまつ)が描かれている。マツの葉はご存じの通り▼細い葉が幾重にも重なって描かれているのだが、目を凝らすと漢数字の「五」が見つかる。指でなぞって「五を書く」ことが「合格」につながるとの願いも込めて、同市職員がデザインした。ほかにも開運大吉や学業成就を表す「卦(け)」なども描かれていて、見ているだけでも楽しい。合格したいみなさん。足を運んで五を書いてみてはいかが。(