今日の記事: 2017年3月2日

薬剤師とヘルパー、服薬管理でタッグ

 病院で出された薬の飲み忘れ、飲み残しでたまった「残薬」の問題を解決しようと、介護事業などを手がけるプライマリー(桐生市川内町三丁目、梅澤伸嘉社長)と、桐生・みどり両市内で27カ所の調剤薬局を運営するファーマみらい東日本支社(栗田武士支社長)が医療と介護の枠を超えてタッグを組んだ。2月28日にはファーマみらいの薬剤師がプライマリーを訪れ、ヘルパーたちに「残薬バッグ」を配布し、使い方やその目的を説明した。

EVでゆっくり桐生路地ツアー

 ゆっくりをテーマに、ユニークな電気自動車(EV)の製造販売を手掛けるシンクトゥギャザー(桐生市相生町五丁目、宗村正弘社長)が4日から、NPO法人キッズバレイの協力を受け、2人乗りの超小型EVで巡る週末の桐生路地ツアーを始める。

新設校「21年度開校めざす」 石原市長、見通し表明

 みどり市立笠懸小学校の分離・新設計画をめぐり、石原条市長は2日午前の市議会本会議で、笠懸町内に建設予定の新しい小学校について、2021年度の開校をめざして用地取得や工事を進める考えを明らかにした。新設校の開校時期の目標が明確に示されたのは初めて。市は17年度に用地の鑑定や基本設計に着手。18年度に用地を取得し、19、20年度の2カ年で工事を行う方針だ。

いつもの笑顔

 笑みを絶やさないその人は、電話の声も穏やかさを含んでいる。仕事上の付き合いで、公の場でしか会わないから、本当のところは知らないけれど、「平らな道を歩いてきた人」という印象だった▼変わったのは、その人が自殺予防講座の講師を務めたとき。社会福祉士として登壇し、一般的な講演と同じくモデルケースをもとに解説する。ただ違ったのは、本人の体験を事例として紹介したことだった。自殺を図った父親について、取り巻く家族について、経験を語る▼生々しく、激しい内容なのに口調は淡々と、ときにユーモアを交えていた。専門職としての務めだから当然なんだろうけれど、自らの体験と感情をさらけ出す強さ、そのうえ過去の自分に同情しない客観的な姿勢に、尊敬しかなかった。穏やかさのなかに、計り知れない経験をのみ込んだ強さが入り交じっているのだと知った▼いつも笑顔の人だって、常に表情そのままの状態にいるわけがなくて、逆もまたしかり。せわしない毎日では、こんな当たり前のことも忘れてないがしろにしがちだけど、大切にしていたい▼講演の後、「何をのみ込んでも消化して、できれば笑顔を絶やさずに」。自分を省みて、そう思ったのだ。(