今日の記事: 2017年3月22日

桜、咲く 桜木中、中央中で

 全国で最も早く東京(千代田区の靖国神社)で桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花した21日、桐生市広沢町の桜木中学校でも桜が開花した。同校の開花は昨年より1日遅い。

2年半で210世帯転入、 桐生市長、移住・定住策の効果強調

 桐生市の亀山豊文市長は21日の定例記者会見で、市内の住宅取得費を補助する「住宅取得応援事業」について、2014年7月の事業開始から今年1月末までの約2年半で、市外からの転入者が210世帯627人に上り、市内在住者の利用を含めると841世帯2737人に上ることを明らかにした。亀山市長は移住定住策としての成果を強調し、空き家対策を含め再構築した新年度事業「きりゅう暮らし応援事業」で、引き続き目玉事業に掲げる考えを示した。

いつも通りで100回目、桐生各駅トイレ掃除

 桐生市の玄関口である東武鉄道・新桐生駅、JR桐生駅高架下、上毛電鉄・西桐生駅前の各公衆トイレを定期的に掃除しているボランティア団体「桐生を日本一美しい街にする会」(前野栄会長)の活動が22日朝、通算100回の節目を迎えた。メンバー4人が朝6時から、いつも通りに素手で便器を磨いた。

ミキサーの中身

 生きているネコは「にゃあ」と鳴きます。ではネコをミキサーにかけたとして、成分は同じですけど「にゃあ」と鳴きませんね。土壌も同じです。例えば造成で他の場所から持ってきた土を入れたとする。成分が変わらなくても「切り取って貼り付けた土壌」は、ミキサーにかけたネコと同じで生きていない。過激な例えですが、そういうことなんです▼桐生自然観察の森で開かれた土壌観察会で講師を務めた田村憲司さん(57)=筑波大学大学院教授=の言葉だ。ネコ好きとしては若干気持ち悪くなってしまったけれど「その分印象深く残るでしょう」。注目されにくい「土壌」だからこそ、強い表現で大切さを説いた▼木々が豊かに育つ肥沃な土が1㌢できるには100年かかるといわれ、岩だけの地から立派な土壌になるには気が遠くなるほどの時間が必要となる。ヒトの技術力をしても及ばないところにあって、それは決して替えが利かない命をはぐくむための時間だ▼異なった存在の土壌とネコのちょっと過激なたとえ話。両者を全く同じように考えるのは難しいけれど、その話には命の価値や自然環境の大切さ、かけがえのなさを確認するための鍵が、たくさん詰まっていた。(