今日の記事: 2017年3月28日

“陣屋みち”からにぎわい発信、1日に初の「代官まつり」

 桐生市横山町の若衆会(茂木良太行司)が4月1日、横町通りを舞台に初めての「ヨコマチ代官まつり」を開く。江戸時代、陣屋のあった横町かいわいには武家屋敷が存在し、桐生新町のいわば要役を担った。代官まつりでは、法被姿の若衆たちが来場者をもてなし、さまざまなイベントを盛り上げる。「横山町を知ってほしいし、三大市でにぎわう桐生をいっそう盛り上げたい」。若衆の期待は大きい。

4区自主防災会連協が発会

 桐生市第4区(新宿、三吉町、小梅町、琴平町)の自主防災会連絡協議会の発会式が26日、桐生市立南公民館で開かれた。式典には地元住民や来賓ら約130人が出席。群馬大学災害社会工学研究室の金井昌信准教授から「犠牲者ゼロの地域防災」に向けた心構えを学ぶとともにオリジナル防災袋を受け取り、防災意識を高めた。

トキの島から

 国の文化財保護制度が広がっている。国宝や重要文化財は単体の指定だが、1975年からの重要伝統的建造物群保存地区は歴史的な集落や町並みが対象。2006年には重要文化的景観の選定が始まり、水郷や棚田、里山、漁村など全国51カ所に増えた▼新潟県佐渡市相川の鉱山町は15年の選定。江戸時代の手掘り跡「道遊の割戸」など鉱山遺跡と関連施設、佐渡奉行所跡、金銀山に引き寄せられた人々が暮らした町、物資の流通で栄えた町、寺社、街路、坂道、食料を供給した農漁村やため池、河川、積み出し港など約630ヘクタールにおよぶ▼地域の自然や地形を巧みに利用して暮らしてきた歴史を物語る景観は、身近で当たり前のようにある。それが世界文化遺産登録を目指す遺産群でもあるのだ。多様で広範囲な構成要素を、半端な観光資源ではなく文化財として、守り伝えていかなければならない▼その理念や手法を学ぼうと、建築業者や行政担当者らが来桐した。桐生伝建修習の会の案内で共に桐生新町地区を歩くと、建造物の修復が進む一方で風化や崩壊の危機も増していることを実感する。“意識の高い、先進地”という外聞を損なうことのないよう、何ができるか考えたい。(

学びたい人を支える

 テレビのドキュメンタリーで貧困に苦しむ米国の大学生の姿が紹介されていた。カリフォルニア州立大学の教員による調査で、この大学に通う学生の10人に1人がホームレスを経験したことがあるという結果が出た。その実態を追いかけた番組だ。