今日の記事: 2017年4月4日

飯塚機業が再建断念、再生手続き廃止、破産へ

 昨年7月下旬に民事再生法に基づく再生手続き適用を申請し、事業再建を目指していた老舗織物業の飯塚機業(桐生市広沢町六丁目、飯塚春雄社長)が再建を断念したことが、4日までに分かった。今後は破産手続きに入る見通し。

ようこそ妄想作家の世界へ、乙幡啓子さん県内初の個展

 「妄想工作」という独自の分野を開拓し、思わず笑ってしまうユニークな雑貨の数々を生み出している乙幡啓子さん(46)の県内初の作品展が、桐生市新宿三丁目のわびさびやギャラリーで開かれている。ホッケやアジなど魚の開きを模したペンケースや、傾けると目を閉じるダルマの置物など、一見「くだらない」ものでありながら、その芸術的な発想力と完成度の高さにうならされる雑貨がずらり並んでいる。

春が行く

 前橋地方気象台がソメイヨシノの開花を発表した2日、取材がてらに桐生みどり地区の桜の様子を見て回った。桜をめでるイベントがあちこちで開かれていたが、開花は大幅に遅れ、残念ながら花のない花見となった▼昨年は満開の中で迎えたイベントも多く、今年は1週間から10日は遅れていると、地元の住民からは残念がる声がこぼれていた。ただ、イベント自体はそれぞれ盛り上がりをみせており、先送りされた満開の景色を想像しながら、団子を食べたり、音楽を聞いたり▼間もなく訪れる楽しみを待っているときが、一番楽しい時間なのだと、私たちは知っている。日に日につぼみが膨らみ、開花してゆく花を見ながら、満開よりもつぼみを残した今ごろの方が、そわそわと気分が落ち着かない。春の訪れを実感できる、特別な時間なのかもしれない▼きのう突然の雨の後、明るくなり始めた空に2羽3羽と飛び交うツバメの姿を見た。自分にとっては今年の初観察である。これから初夏に向け、彼らは湿地に舞い降り、泥を運んでは、せっせと巣作りに精を出す。ツバメの姿に初夏が折りたたまれているようだ▼週末こそは花の見ごろ。それが開ければ季節のページもまた、めくられる。(

書くことの意味を考える

 年度の初め、購入した新しい手帳にメモを書き込んだ。古い手帳に書き留めていた新年度分の取材の日時などで、いわば引き継ぎ作業のようなものだ。予定を記入しながら、昨年の今頃は何を書きつけていたのかと、ページを見返してみた。