今日の記事: 2017年4月7日

寂しいときは一緒に食べよう 「ふぅ」11日にオープン

 みどり市笠懸町鹿の笠懸小学校そばに、こども食堂「ふぅ」がオープンする。小学生の子どもを持つ家住直子さん(47)が家族や農家らの協力を受け、実家の一部を解放して開くもの。「一人の夕食がさびしいときは、一緒に食べよう」と家住さん。子どもの食事は無料。ご飯に限らず勉強しても、遊んでもいい。子どもたちが「ふぅ」と一息つける、そんな居場所を目指している。

小・中学校で入学式・始業式、新しい学校生活スタート

 朝方の雨も上がって花々がほほみかける陽気となった7日、県内306の小学校、160の中学校で一斉に入学式・始業式が行われた。保護者とともに登校した新入生たちは、桜花に、先生や上級生たちに迎えられ、新しい学校生活に入った。

イズミの功

 桐生が岡動物園のシンボルで、雌のアジアゾウで国内最高齢だった「イズミ」が死んだ。今月22日に62歳の誕生日を迎え、祝福を受けるはずだった。無念である▼イズミに興味を持ったのは4年ほど前に開園60周年特集を担当してから。取材で、戦後のゾウブームを背景に2歳の時にタイから来日し、9歳まで静岡県熱海市泉の温泉旅館が経営していた動物園で過ごしたが、閉園後、最後まで引き取り手がなく、不遇な時代を送ったことを知る▼イズミという名はその地名に由来し、当時からそう呼ばれていたことも知った。ついでに、公表されている、元居た動物園の場所が「神奈川県湯河原市泉区」というのも誤りで、県境の川をはさんだ熱海市域だったこともわかった。その一帯(元居た動物園も)は湯河原温泉エリアであり、最寄駅も湯河原駅。また開園当時に湯河原町への編入をめぐりもめたこともあり、あり得る間違いとも思った▼桐生に来てからは動物園の三種の神器の代表格として、丘の上の小さな家で一隅を照らし続けた。悲しい出来事もあったが、53年間、その姿に癒やされた人は数知れず。イズミはいなくなったが、人々の心にはいつまでも居続けるはずだ。(

ありがとう、イズミ

 イズミが国内最高齢のメスのゾウになった昨年6月、「何も語らず半世紀。悲喜こもごもの体験を積んできたイズミにはこれからも身近で、私たちの心を受け止める存在であり続けてほしい」と、当欄では願った。