今日の記事: 2017年4月21日

「吉野鮨」歴史に幕、球都の栄華見守り81年

 桐生市永楽町の路地・糸屋通りで81年にわたり営業してきた老舗すし店「吉野鮨」が、今月限りで閉店する。桐生高校野球部を春夏通算24度にわたり甲子園に導いた故稲川東一郎監督の四男で、同野球部の名物応援団長として知られた故吉野錦風さんの義理の孫である吉田武司さん(75)が店を継いで半世紀。桐生の街の栄枯盛衰を見守ってきた“球都のシンボル”的な店が、静かにのれんを下ろす。

前橋FC、米ダラスカップで優勝、地元3選手貴重な経験

 サッカークラブ前橋FCのU15(15歳以下)チームが今月15日まで米国ダラス市で開催された第38回ダラスカップで優勝した。桐生・みどり在住の3選手も参加し、米国やメキシコ、ドイツなどのクラブチームと6戦し、栄冠を手にした。前橋FC・U15は一昨年、昨年に続く3度目の参加で、関係者によると、U15のカテゴリーで日本チームが優勝するのは初めてという。3選手は「別の国の選手は当たりが強い。この経験を今後に生かしたい」と異口同音に話している。

分割自治体

 一緒になるどころか、“分割仲間”が逆に増えるそうだ。国の審議会が19日に示した衆院小選挙区の区割り改定案。同一自治体に異なる選挙区を抱える桐生・みどり両市のように、分割される市区町数は88から過去最多の105に増えるという▼2014年12月の衆院選を「違憲状態」とした最高裁判決を受け、「1票の格差」(小選挙区の人口格差)是正を最優先した応急措置。自治体を分割しないことを原則に見直し作業を進めるはずが、最終的には分割自治体を大幅に増やす皮肉な結果になってしまった▼その一方で、今回の見直し対象に群馬県は含まれていない。群馬2区(旧桐生市、みどり市笠懸・大間々両町)と同1区(桐生市新里・黒保根両町とみどり市東町)に、それぞれ選挙区が分割されている桐生・みどり両市。地域の一体性が損なわれるとの懸念から、区割り見直しを望む声は根強いが、改定に向けた具体的な動きは一向に見えてこない▼代わりに国会から聞こえてくるのは、相次ぐ閣僚の失言や政務官の女性問題…。「平成の大合併から10年以上たつにもかかわらず、国はいまだに選挙区一つ一緒にする気がない」。そう嘆く両市民の声は届いているのだろうか。(

立ち止まり、考える

 「平和は力によってのみ初めて達成される」。来日したペンス米副大統領が、安倍首相との会談で語ったことばである。