今月の記事: 2017年5月

荒川さん、メダカ日本一に 桐生支部から2人目の快挙

 桐生市東五丁目のメダカ飼育愛好家・荒川孝司さん(73)が、今春の改良メダカ全国品評会(日本メダカ協会主催)で初めての最優秀賞に輝いた。同協会桐生支部では2015年秋に受賞した高草木二三男支部長(68)=相生町五丁目=に次いで2人目。荒川さんは「手ほどきしてくれた高草木さんのおかげ」と謙虚に語る。6月4日に桐生市本町三丁目のトポスで開かれる同支部の鑑賞メダカ展示会で、最優秀賞をはじめ約200匹の改良メダカが展示される。入場無料。

大間々中、給食に金属片混入か 被害報告なしも

 みどり市の大間々学校給食センターで調理したコーンシチューに金属片が混入した疑いがあるとして、みどり市教委は30日、学校に連絡して生徒の健康を観察し、保護者あてに通知した。対象は大間々中学校の生徒教職員274人分で、一夜明けた31日、被害や異常の報告はない。

ウオッチング

 目の前に光の当たったリンゴがあるのに、私たちは普段食べているリンゴや店頭のリンゴのことを考え、描いている。知人の画家は、概念に惑わされない目こそがスケッチの力だと言った▼「理想や願望でなく、ありのままの事実を見るべきだ」。これもどこかで耳にして、心に残った先人のことば。そうした曇りなき目を持ちたいと思いつつ、現実の視点は定まらず、先入観でつい帳尻を合わせてしまったりという日常である▼行政文書の真偽をめぐる加計問題の報道を目の前のリンゴのつもりで眺めている。会見に踏み切った文部科学省の前事務次官が本物だと語れば、政府関係者や現役官僚らはすぐにその発言を否定して、真相はいまもやぶの中という印象のままだ▼でもウオッチングで気づいたことがふたつある。ひとつはいったん腹を固めた人間の心は態度に表れると感じたこと、ひとつは多勢に無勢のアンバランスは知りたい答えとはあまり関係がないということ。これはスケッチ力か概念か、どちらだろう▼「アインシュタインに反対する100人」という本が出版されたとき、博士が言ったことばは有名である。「私がまちがっているんだったら、一人で十分じゃないか」(

最下位争い脱却へ、桐生市、ごみ排出量大幅減

 1人1日当たりのごみ排出量が多く、県内12市ワーストを争っていた桐生市が2016年度、大幅なごみ排出量の削減に成功し、最下位争いを脱却する見込みであることが分かった。市清掃センターへの越境搬入などを防ぐ抜き打ち検査の強化などで、事業ごみ(事業系一般廃棄物)の排出量が前年度比27・6%減となり、家庭ごみ(生活系一般廃棄物)を含めた全体でも10・5%減と大幅に改善。正式順位の出ない速報値ながら、前年度実績に当てはめると県内12市で中位に位置することから、市は“脱ワースト”に手応えを感じている。

桐生織塾、現地最後の企画展へ準備、テーマは「編」

 里山に抱かれた旧青木邸で活動してきた桐生織塾(桐生市梅田町一丁目、新井求美塾長)で、これまで28年間の総集編として、この地最後の企画展の準備が進められている。3月に死去した前塾長の武藤和夫さんが音楽や写真などからインスピレーションを得て制作した美しい縞(しま)織物や、盟友だった故新井巧一さんの絞りの大作、また人気の高かった銘仙きものや塾生の作品、民族衣装など、約50点で“有終の美”を飾る。