今日の記事: 2017年5月1日

大型連休スタート、観光地やイベントにぎわう

 ゴールデンウイークが始まった。大型連休序盤の4月29、30日は好天に恵まれ、桐生みどり地域の観光スポットや各イベント会場は、午前中から大勢の行楽客でにぎわった。気象庁によると、上空に寒気が入り込んでいる影響で、1日までは大気が不安定。中盤は行楽日和となるが、後半は雲が広がりやすく、雨のおそれもある。

「フリーダ・カーロの遺品」上映会、石内さんと片山さん対談

 桐生出身の写真家、石内都さんのメキシコでの撮影過程を追ったドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように」(小谷忠典監督)の上映会が4月30日、桐生市本町二丁目の有鄰館煉瓦蔵で行われた。フリーダのコルセットや義足を撮ったテストプリントやこれまでの個展ポスターが展示され、石内さんと太田市在住の気鋭のアーティスト片山真理さんの対談、小谷監督の舞台あいさつもあり、表現すること、女性の生き方、日常の発見などを巡って語り合われた。

最後の週末

 名残を惜しむ常連客でにぎわう店内。もうすぐで日付が変わるころだった。ふと見ると、大将が厨房わきの台に突っ伏している。時間にすればほんの一瞬だったろう▼店外には「12時から貸切」の張り紙。日中からフル回転した最後の週末の夜、力尽きたかのように伏す大将の姿を、気付いた常連客が無言で温かく見守っている。なんだか心揺さぶられる光景だった▼桐生市永楽町の老舗すし店「吉野鮨」が先月29日に閉店した。大将の吉田武司さん(75)は桐生高校野球部を甲子園常連にした名将・稲川東一郎監督の四男。球都を愛する人が集う名店が81年の歴史に幕を閉じた▼記念すべき最後の週末に、お邪魔させていただいた。2階を貸し切りにしての新人記者歓迎会。記者として一歩を踏み出したばかりの青年を、後世に語り継がれるような店で歓迎してやりたい。そんな先輩記者の思いにふさわしい舞台を整えていただいた▼2階での歓迎会が終わった後も、1階の常連客に声をかけてもらい、日付が変わるまで名残を惜しむ。「一生忘れない歓迎会になりました」と礼を言うと、「そう言ってくれるとうれしいねえ」と笑顔で語ってくれた大将。本当に長い間、お疲れさまでした。(