今日の記事: 2017年5月2日

群大理工学部の板橋教授、研究成果でベンチャー設立へ

 群馬大学理工学部の板橋英之教授(54)は、除草効果を持つウッドチップモルタル平板の製品化を皮切りに、スギの樹皮を使った土壌改良剤など、研究成果を社会に役立てるベンチャー企業を立ち上げる計画だ。板橋研究室では手始めに、平板の製造機械を購入すべく、クラウドファンディング(インターネットによる資金調達)を開始。軌道に乗れば起業を望む学生の桐生定着を促進し、未来の科学者育成事業も展開するなど、大きな構想を描いている。

高精度放射線治療、8日から装置稼働 桐生厚生

 桐生厚生総合病院(桑島信院長)に最先端の放射線治療装置が導入され、8日から稼働することが決まった。従来の放射線治療に加え、がん細胞に対してピンポイント照射し、高い効果を上げながら副作用を最小限に抑える「高精度放射線治療」が可能となる。放射線科の高橋満弘副院長は「高度ながん治療が地域で受けられるようになる。市民のみなさんに利用してもらいたい」と話した。

虫と猫

 生き物が好きで、昆虫、トカゲ、ヤモリ、カエルなど嫌われがちな類いも平気。ちょっと苦手なヘビだって触れないこともない。だから「『犬猫はかわいがるけど虫を軽んじる』なんて絶対にしないぞ」と自負があった▼2週間前、アゲハの幼虫11匹を預かった。柔らかい葉を与え、まめまめしく世話をする。のそりと動く姿に愛着を持った頃、次々と終齢幼虫に脱皮し始めた。ところがその途中、一番小さな1匹の様子がおかしい。体をくの字に曲げて横たわったまま動かなくなってしまった。どうにかしたくても何もできない▼自然環境で成虫になれるチョウは約1%といわれる。鳥や虫に食べられたり、弱って死んだり。だから外界にいれば、この11匹は1匹も成虫になれないかもしれない▼気が楽になったところで、改めて自問する。例えば同じように拾って2週間世話した猫に対しても割り切れるだろうか。たぶん無理だ。虫と猫。一方はあきらめて、もう一方のためには泣く。果たして何が違うのか。今のところ答えを持ち合わせていないから、根拠のない自負は置いておくことにした▼しばらくして11匹のすみかをのぞき込む。弱ったはずの1匹はのんきにサンショウを食んでいた。(

日本国憲法とつきあう

 体に障害を抱える60代の男性と話をした。東毛地区で暮らすその人は、慣れ親しんだ県内のまちから、別のまちに越してきたばかり。いま、日々の暮らしの中で、課題や不満、不安を感じる機会は多いのだという。