今日の記事: 2017年5月9日

事業費200億円超、早期導入困難 上電のLRT可能性調査

 上毛電気鉄道(本社前橋市)の沿線3市(桐生、みどり、前橋)でつくる上電沿線市連絡協議会(会長・山本龍前橋市長)は8日、経営難が続く上電の再生策として検討した次世代型路面電車「LRT」(ライトレール・トランジット)導入の可能性調査の結果を公表した。上電の起終点である西桐生駅とJR桐生駅を新たな軌道で結ぶなどした場合は220億~239億円の事業費がかかると試算。これを賄うだけの乗客の伸びを見込むのは困難で、LRTの早期導入は難しい状況が浮き彫りとなった。

山間部で火災相次ぐ、乾燥下、火の用心を

 8日午後5時50分ごろ、桐生市黒保根町下田沢、土木建築工事業角田組(角田博社長)の南西側雑集地から出火、雑集地の下草約2500平方メートルを焼いたほか、類焼で南側の木造平屋建ての空き家、物置、外トイレ計約80平方メートルを全焼し、さらに南方約500メートルの杉林の下草など約990平方メートルも焼き、約4時間後に鎮火した。けが人はいなかった。

飛行機雲

 野良猫に会いに行こうと、いつものように夜中の散歩。もうすぐ満ちそうな月と、少し離れたところで光る木星のおかげで、うっすらと影ができるくらいに明るい▼ほの暖かい空気の中でごろごろ転がるネコをあやして、なにげなく空を見ると、月の下、ななめにすーっと、月明かりに照らされた白い線がのびていく。その先端には赤い光が点滅している。こんな真夜中にも飛行機が飛んでいるのかと驚きつつ、群青色のカンバスに現在進行形で描かれていく不思議なかたちを、何ともいえない気分でながめた▼月と木星が近くにあるのは今の時期、毎月あるが、それに飛行機雲が1本加わるだけで、日常と異なる風景になる。ただそれも、飛行機がいつ、どこに向かって飛ぶのか、そしてそのタイミングで自分が外に出て、空を見ているか、そうしたいろいろな偶然が重なって出合えた風景。ネモフィラとかシバザクラとかフジ棚とかも人気ではあるが、こういうのも「絶景」というのだろうか▼絶景というのは、日常の風景ではないが、日常の風景の延長にもあるのだなあと、薄くなり消えていく飛行機雲をながめながら思った。非日常の楽しさは、日常のほんのちょっと先にあるのだなあ、と。(

コペルくんとの再会

 連休中、吉野源三郎さんの著書「君たちはどう生きるか」を手に取り、久しぶりに読み返した。約30年ぶりの再読である。