今日の記事: 2017年5月12日

ロケついでに同人誌即売会、「きりゅう映画祭」で公開の新作短編

 第7回きりゅう映画祭(10月8日開催予定、桐生青年会議所主催)で公開する新作2短編の一つ、「リクエスト・コンフュージョン」(マキタカズオミ監督)が今月下旬に撮影される。作中の場面となる同人誌即売会のロケを20日、桐生市内で開く。「本当の販売会を撮りたい」との監督の強い希望で、ロケでありながら売買可能な舞台にする。15日まで参加者を募る。

初対面交流で「座禅」、黒保根小と西町IS

 桐生市立黒保根小学校(柴塚雄太校長、児童数54人)と姉妹校提携を結ぶ西町インターナショナルスクール(IS、東京都港区)の交流活動が今年度も始まった。西町ISの創設者松方種子の祖父が黒保根出身で米国に出て成功した絹貿易商の新井領一郎という縁で、長く交流を続けている両校。12日の初対面交流では座禅などの日本文化体験やスポーツ・給食交流もあり、黒保根の子たちは年間を通しての活動で英語力、コミュニケーション力を高め、互いに親交を深めていく。

学び舎

 学生を終えて以来、久しぶりに大学へ行った。同窓会の会場だったのだ。いくつか建物が新しくなっていたけれど、基本的には変わらない。安心の風景。同級生たちもあまり変わりない。安定の距離感。子連れ参加もいて、会場はずいぶんにぎやかだった▼帰り道、1人の男の子を指して、特別支援学校で教員をしている同級生が言った。「ナオ君は多動かもしれないね」。声をかけられた母親は「そうなんだよ。ちゃんと相談に行こうと思ってて」。何気ない、実にさらりとした会話だった▼「発達障害」の一つ「注意欠陥・多動性障害」の可能性を指摘して、言われた母親も穏やかにうなずく。両者ともに「その子の一部」として冷静に受け入れる。そういう人たちに囲まれた環境にいたのを思い出した。忘れてはいけない、忘れたくない大切な価値基準▼「障害をごく自然に受け止める社会」。言葉にすれば簡単だけど、本人や家族の願い、私たちのできることなどなど鑑みると、とても一筋縄ではいかないもの。長い道のりかもしれない。でもきっと、不可能ではないのだ。2人の会話を聞いていて、そんなふうに結論づけた▼約8年ぶり。もう学生ではないけれど、今でもあの場所は学び舎だった。(

あたりまえの大切さ

 「君主が富んだときには国は滅びる」と言ったのは唐の太宗である。貞観の治と呼ばれる太平の世を築いた史上屈指の名君は家臣の意見に耳を傾けた。重用した名臣を失った折には「銅を磨いて鏡とすれば衣冠の乱れをなおすことができる。いにしえを鏡とすれば国家興亡の原因を知ることができる。人を鏡とすればおのれの行為の正否を知ることができる」と、墓の碑文を自ら書いて悲しんだという。