今日の記事: 2017年5月13日

殺処分される猫を減らそう、「TNR」桐生でも

 殺処分される猫を減らそうと、桐生市東久方町一丁目に事務局を置く桐生猫のいえ(萩原眸代表)が「TNR」と呼ばれる活動を始めた。地域住民の協力を得て、野良猫をとらえて不妊去勢手術をし、再び地域に戻す取り組み。特定の飼い主はいないものの、地域住民どうしで世話をする「地域猫」を増やすことで、殺処分に頼らず野良猫の数を減らそうという試みだ。

桐一、初の関東出場つかむ 県高校総体ラグビー

 県高校総体ラグビー準決勝が12日、高崎市の浜川陸上競技場で行われ、元日本代表の霜村誠一監督率いる桐生第一が、昨年王者の東農大二を28―7で破り、初の県決勝進出と関東大会出場を決めた。桐一の梅澤流馬主将(3年)は「トラスト(信頼の意味)の声を掛け合い、粘り強く守り切れたのが勝因。霜村監督の母校を倒せてうれしい」と声を弾ませた。明和県央との決勝は14日午後0時半から同会場で、関東大会は6月2~4日に前橋市敷島町の県営ラグビー場で行われる。

山と川とまち

 連休中、趣味と取材を兼ねて桐生の山や川を歩いた。鳴神山にはカッコソウを目当てに東京の団体も含めて大勢の登山客が訪れ、新緑に歓声を響かせている。カゲロウの羽化が真っ盛りの渡良瀬川では無数のヤマメが翻り、愛知や宮城からも訪れた釣り客がフライやルアーを投げている。5月は、自然派レジャースポットとしての桐生が最も輝く季節かもしれない▼鳴神山では「愛する会」の二渡忠さんら多くの関係者が貴重な自然を守り伝える活動を、渡良瀬川では中島淳志組合長をはじめ両毛漁協の皆さんが生物多様性に富んだ川づくりへの努力を続けている。そういう人たちの努力が桐生の自然の魅力を引き立てている▼山と川が人を呼び寄せる。ならば、中心市街地にも緑と水を増やしたらどうか。空き地や空き家、空きビルを整理し、緑地やせせらぎを整備する。街の真ん中に憩いの場があり、気軽にピクニックやバーベキューなどもでき、イベント会場にもなる。市街地活性化というと集客施設や商業ビルを発想しがちだが、空洞化を逆手に取り、あえて“空間”を増やす。そんなイメージだ▼たまたま今、本町五丁目に広大な空き地が広がっているのを見て、そんなことを空想した。(