今日の記事: 2017年5月17日

「八百屋お七」56年ぶり復活、からくり人形芝居

 昭和36(1961)年の天満宮御開帳臨時大祭で上演された「吉祥寺恋之緋桜(八百屋お七)」のからくり人形芝居が、56年ぶりに復活した。八百屋の娘お七と寺の小姓吉三郎などの人形8体が桐生市本町五丁目の商店倉庫から見つかったのが13年前。桐生からくり人形芝居保存会(石関博会長)では日本芸術文化振興会の助成を受けて精巧なレプリカを作製、舞台装置を工夫して「悲しい恋の物語」を再現。13日に有鄰館で開いた総会前にお披露目し、20日に一般公開する。

特殊詐欺被害が激増、桐生署管内、3カ月で昨年の4割強

 桐生署管内の振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺被害が激増していることが同署のまとめで分かった。

詐欺対策を

 近年、息子や孫などになりすますオレオレ詐欺などの振り込め詐欺は、「振り込ませない」手口も増えている▼還付金詐欺などはATM(現金自動預払機)から現金を振り込ませることが多いが、金融機関の対策が進むにつれ、犯人が現金やキャッシュカードを直接被害者の自宅などに取りに行く受け取り型や、宅配便などを利用して犯人が指定した宛先に配達させる送付型が増え、特にオレオレ詐欺の8割は受け取り型だという▼桐生署管内で今年発生したオレオレ詐欺でも、「現金が入ったかばんをなくした。代わりの者が取りに行くから渡して」とか、「会社の金を使い込んでしまった。〇〇駅まで届けてほしい」といった手口で多額の現金をだまし取られている▼16日付の本紙にも、郵便局員や警察官、銀行員を装った詐欺グループにだまされ、自宅に現れた、銀行協会の職員になりすました男にキャッシュカードを渡し、現金50万円を引き出されてしまったという記事が載った▼警察庁は、高齢になるほど「自分は被害に遭わない」という意識が高い傾向にあるとし、家族などに対し、在宅時でも留守番電話や番号表示にするなどの対策を呼びかけてほしいとしている。(