今日の記事: 2017年6月1日

「リカちゃん」誕生から50年、おしゃれ洋服は桐生産

 今年、誕生から50年を迎えた着せ替え人形の「リカちゃん」(発売元=タカラトミー)。半世紀にわたり、世代を超えて常に少女たちの憧れとして愛されてきた国民的ヒット商品だが、その人気を支えた要素の一つである「おしゃれなファッション」は、実は発売当初から繊維産地・桐生に支えられてきた。

菱の増田さん、10年連続入賞「妙義山を描く絵画展」

 桐生市菱町二丁目在住の増田寛治さん(79)のペン画「歓びの収穫」(88センチ×70センチ)が公募展「第35回妙義山を描く絵画展」(富岡市、富岡市教育委員会主催)で群馬テレビ社長賞を受賞した。増田さんは第26回から出展し、10年連続10回目の入賞となる。

温故知新

 「いまの球児たちは知らないでしょうね」。名将の思い出を語る教え子が、少しさびしそうにつぶやいた。「だからこそ名を冠した大会ができて良かった。球都桐生の礎をつくった人ですから」▼桐生高校を春夏通算24度も甲子園に導き数々の名勝負を演じた故稲川東一郎監督。その没後50年に合わせ、桐生球場で開催中の桐生地区高校野球交流戦に、今年から「稲川杯」の冠が付いた▼教え子とは、稲川監督が最後の夏の甲子園に出た1966年、エースとして8強に導いた前野和博さん(68)。社会人の東芝で活躍し、監督として全国制覇した経歴をもつ▼前野さんが今も忘れられない試合が、甲子園初戦の優勝候補・広島商戦。安打数は相手の約半分ながら機動力を絡めて得点し、強打者の三村敏之(のち広島カープ)を一、二塁から敬遠する奇策で接戦を制した▼「配球や打球方向を調べた上での徹底したデータ重視。当時珍しい筋トレやスイッチヒッター育成など、まさに近代野球の先駆けだった」と振り返りつつ、「地元球児には稲川野球のモットー“全力プレー”を期待したい」とエールを送る▼前橋育英、健大高崎が目立つ最近の県高校野球界。稲川杯を争う地元球児に、“球都復活”の夢を託す。(