今日の記事: 2017年6月3日

6年ぶり屋台披露 桐生祇園祭で本二

 1656年の祭礼記録から数え、第362年祭に当たる今年の桐生祇園祭(8月4~6日)で、天王番を務める桐生市本町二丁目町会(増子相一町会長)は、所有する祇園屋台を6年ぶりに披露する。一昨年修繕した高さ15メートルの大幟も合わせて立てる予定。本町三丁目と四丁目の両町会は、所有する翁鉾と四丁目鉾の巡行で曳き違いを披露する意向を示しており、勇壮で華麗な祭礼文化の華が、桐生の夏まつりをいっそう盛り上げる。

まきストーブ専門店が誕生 あす広沢一にオープン

 まきストーブ専門店「アリュメール群馬」が4日、桐生市広沢町一丁目の国道122号沿いにオープンする。専門業者で経験を積み、自ら愛用者でもある水澤優一さん(32)=みどり市笠懸町鹿=が開業するもの。まきストーブの施工や関連機器の販売はもちろん、購入・設置したのにうまく使えない人らの相談にも乗り、レンタルにも対応。「まきストーブを通じて自然と共存した暮らしを提案したい」と話す。

地元鐵道の闘い

 わたらせ渓谷鐵道が苦しんでいる。5月22日に水沼―花輪駅間で発生した検査用車両の脱線事故で、大間々―間藤駅間が運休し、線路の再点検を余儀なくされたためだ▼3日時点で運行再開のめどは立っておらず、同社は少なくとも8日までは代行バスを出すと発表した。だが9日から再開できるとは限らない▼わ鐵の1日あたりの乗客は単純計算で約1100人。10日運休すれば延べ1万人以上の足に影響が出る格好で、事故からすでに12日間が経過している。看板のトロッコ列車も運行できず、新緑シーズンなのに多くの観光客を失っている▼「二度と事故を起こせない」。樺澤豊社長は悲壮な決意で、運行再開を延ばしてでも線路を徹底的に補修すると表明。カーブ区間を中心に傷んだ枕木約400本を交換する作業に着手した。枕木交換にかかる時間と労力は1本でも相当なものだ▼復旧を応援しようと、同社には飲み物の差し入れや寄付金が寄せられている。枕木1本分に相当する1万円を寄付した男性(62)は「もともと経営が大変な鉄道。少しでも支援の輪が広がれば」と期待する▼再開後も、経営的な負担がのしかかるのは必至。地元鉄道の懸命な闘いを何とか応援したい。(