今日の記事: 2017年6月10日

球都の歩み、球場で紹介 写真や年表、パネルで展示

 稲川東一郎杯桐生地区高校野球交流戦でにぎわう桐生球場(桐生市相生町三丁目)の正面玄関に、“球都桐生”が生んだ名監督やプロ野球選手らを紹介するパネル展示が設置され、訪れる人たちの目を楽しませている。

97歳、笠木實さんの画歴、桐生歴史文化資料館で企画展

 桐生で手広く魚問屋を営んだ「魚萬」の次男に生まれ、15歳でエッチング(銅版画)研究所に通い、東京美術学校(現在の芸大)で油絵を学び、絵を描き続けて97歳になった笠木實さん(東京都小平市在住)の足跡をたどる企画展が、桐生歴史文化資料館(本町二丁目、矢野園南側)で始まった。各方面で活躍しながら市民にあまり知られていない桐生出身の画家を、その出自とあわせて紹介している。7月2日まで(午前10時~午後4時、月曜休館)、入場無料。

採用難の時代

 桐生市市民文化会館スカイホールが地元を中心とする30社のブースで埋まった。午後いっぱいで来場した学生の数は34人。出展企業数をかろうじて上回った。8日に開かれた桐生市合同企業面接会の様子だ▼参加した事業所は、普段の取材活動でお世話になっているところが大半。地域を代表する優良企業ばかりだ。仕事柄、それぞれの業容や特色、社風もおおよそは把握しているつもりだから、会場に身を置きながら頭に渦巻いた言葉は「もったいない」。そのひと言に尽きた▼超売り手市場といわれる昨今。4月の有効求人倍率は1・48倍で、バブル期の最高だった1・46倍を超え、43年ぶりの高水準に達している。学生の側にとっては、志望する企業や業種を絞って勝負しやすいのは利点だろう。面接会でも、目当ての会社だけを訪問して会場を後にする姿が散見された▼獲得合戦はしばらく続きそうだが、「中小も人材の質が重要になっている。世の中がいいときに、われわれが新卒の優良な人材を採るのは難しいから、無理にこだわらなくてもいい」と、中途を含めた通年採用に舵を切る地元企業も出始めた▼人は企業の礎。どう確保するか、手腕が問われる時代だ。(