今日の記事: 2017年6月16日

深夜徘徊防げ、「見守りロボット」共同開発へ

 慢性的な人材不足に悩む介護施設にとって、限られた人員で入居者の深夜徘徊(はいかい)などに対応するのは大きな負担だ。こうした課題を受け、現場の職員負担を軽減する見守りロボットの開発に、桐生市内の企業が群馬大学理工学府と共同で着手する。カメラで人の動きを検知するとロボットが話し掛けながら、進路をふさぐように足止め。職員の到着まで時間稼ぎし、建物外に出るのを防ぐ。

桐生八木節まつり、初のツアー商品化

 8月4~6日に桐生市中心街で開かれる桐生八木節まつり。その夜まつりの熱気を県外客に体験してもらおうと、同市関係者が長年売り込んできた首都圏向けのツアー商品化が、今年初めて実現することになった。テレビ番組で紹介されたことなどによる近年の知名度アップを受け、東武鉄道グループの旅行会社が商品化した。まつり中日の5日夕方に東武の特急列車で来桐。祇園屋台や鉾の曳き違いを見学し、八木節踊りの熱狂を体感してもらう。

紙の世界

 いまの子どもにとってインターネットのない生活は「歴史」の勉強になってしまうのだろうか▼桐生第一高校で行われた特別授業「ストーリー漫画入門」の取材に訪れた。2012年に始まった授業は何度か取材し、講師で漫画家の三友恒平さんの話を聞いてきたが、「電子コミック」の勢いには驚かされる▼昨年度の漫画の売り上げは4500億円。うち雑誌は1500億円で20年前のピーク時の半分となる一方、電子コミックは1000億円を稼ぐ。「漫画家としてデビューしたいなら、ネットも視野に入れて考えてほしい」と三友さんはアドバイスした▼雑誌の発売日を心待ちにした世代でもいま、単行本は紙の本を買うが、新作との出会いの場はもっぱら電子コミックになっている。ネットのある世界に生まれた子どもたちにすればなおさらだろう▼先行する音楽業界。みんなが知っているヒット曲は少なくなり、細分化された世界ごとにヒット曲が生まれる。それでも、さまざまな壁を越えられるのがネットのよいところ。自分の青春時代の曲を演奏する若者と出会い、うれしくなる▼紙の世界でも壁が崩れると考えるべきか。新聞の世界には小さい壁が次々生まれている気がするが。(

見つめ続ける大切さ

 「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法の改正案が可決成立した。テレビや新聞のニュースなどを通じ、国会の論戦に注目してきたが、質疑と答弁の内容は最後までかみ合うことなく、議論が深まることはなかった。