今日の記事: 2017年7月4日

最新式ピッチングマシン完成 両毛の技術結集して

 両毛の中小企業のものづくり技術を結集し、最新式のピッチングマシンが完成した。最速160キロ。変化球や速度、コースの組み合わせで、のべ400通りものボールを投げ分ける。データを入力すれば特定の投手を想定した投球の再現が可能で、タブレット端末から遠隔操作もできる。予算や必要に応じて機能を後からつけ足せる工夫も施した。全国の高校野球の指導者らの要望を採り入れて、形にした。

桐生の夏は「八木節」で 文化資料館で展示

 桐生最大のイベントとなった夏の八木節まつり。その誕生から現在までの歴史をたどり、桐生織物との関連を探り、楽器にふれレコードなどを聞いてその魅力を堪能できる「桐生の八木節」展が、桐生歴史文化資料館(本町二丁目、矢野園南隣)で始まった。豊富な資料が集められており、まつり前に「八木節通」になっておくのも一興だ。9月3日まで(午前10時~午後4時、月曜休館)、入場無料。

雲を眺めて

 空模様が気にならない日はない。とりわけ夏場は格別で、車のフロントガラス越しに雲の形や動き、色などを眺めては、「もう1時間もすれば雷雨になりそう、ひょうになるかもしれないな」とか、「この雨が上がれば西日が差し込み、東の空に虹が出るかも」などと、ついつい先の天気を読みたくなる▼毎日野外で遊んでいた子どもの時分から、空を読むのはほぼ日課。それによってどんな場所に出掛けるかどんな遊びをするのか、なんとなく決めていた。山や川で遊ぶとき、変化の兆しには敏感で、それでも山中で雷に遭遇したり、遊んでいた用水が増水したりと、怖い思いも繰り返し味わった▼先日、桐生雲部の写真展で、雲の写真を眺めながら心地よい時間をすごした。6年前に生まれたコミュニティーで、雲を愛する人たちが気になる雲の写真を撮り、ネット空間で共有し、緩やかにつながる。淡い関係性に見えながら、同じ空のもとで暮らしているという感覚は頼りになる実感でもある▼蒸し暑い日が続く。地表の水は水蒸気となって上昇し、やがて雲となり、上空で冷やされ雨滴となり、再び地表に戻る。水の移動はまた、エネルギーを運び、地球上を穏やかに保つ仕掛け。ありがたい。(

緊張感の失われた言葉

 東京都議選で自民党が歴史的大敗を喫し、都民ファーストが大躍進を遂げた。理由については連日の報道でさまざま報じられているが、結果として都議会は若返り、女性議員の数が大幅に増えた。こうした特徴はこれからの都政に間違いなく反映されるはずで、どんな政治が展開されるのか、都民ならずとも注目しないわけにはいかない。