今日の記事: 2017年7月18日

山口晃さん「藝術大使」に、桐生市

 桐生市は18日、同市育ちの画家・山口晃さん(47)を市の「藝術大使」に任命すると発表した。現代美術の世界で絶大な人気と実力を誇る山口さんを通して市の魅力をアピールしてもらうほか、まちづくりや文化振興の面でも助言を求めたい考えだ。亀山豊文市長は「将来的には山口さんの作品を(市内で)見られる場も考えたい」と述べ、絵画の取得や展示にも前向きな姿勢を示した。9月2日に同市市民文化会館で任命式と記念講演会を開く。

鳴神山「肩の広場」に手づくり小屋が完成

 桐生市北部の鳴神山(980メートル)山頂下、肩の広場の川内側に、避難小屋「なるかみ小舎」が完成した。雷神(なるかみ)山を愛する会(二渡忠代表、会員15人)が資材を担ぎ上げ手弁当で造り上げたもので、17日に看板を掲げて完成を祝った。

テクノロジー

 世界ALSデーの6月21日に発表されたばかりのファッションブランド「01」。障害を抱える人も健常者も性別も超えて快適にカッコよく着られるボーダーレスウエアで、上質な黒のスエット素材。ジャケットのボタンはマグネット式で、右手首にカードを入れるポケットがつくなど機能性も高い▼まだ有効な治療法がないALS(筋萎縮性側索硬化症)発症後もクリエーターとして活動し続ける武藤将胤さんが開発。笠懸南中の茂木克浩教諭との「ライフデザイン」プロジェクト発表会で、自身も「みんなに刺激を受けた」と披露してくれた。生徒たちは興味深々、羽織ってポーズする男子も▼人は自らの意思で0から1を生み出すことができる。世界を変えられる―。電動車いすWHILLのシェアを開始。最後まで残る目の動きを生かしてJINSとメガネを共同開発、ライブで音楽と映像を操る。ロボット「オリヒメ」も分身だ▼障害を持つ人たちの行動と表現の自由を求めて活動する武藤さん。全身の筋肉が衰えていくなか、前向きにテクノロジーを駆使する。京大iPS細胞研究所でのALS治療薬開発研究も進んでいるというが、スピードアップを願いたいと、切に思う。(

地域の祭りと子ども

 夏祭りの季節である。暑気払いを兼ねた八坂祭典があちこちで執り行われており、提灯に彩られた境内に、子どもたちの歓声や祭り囃子の朗らかな音色が響く、そんな風情のある風景に出くわす機会も多い。大切な食料である農作物が、これから順調に育ちますように、人びとを悩ます疫病が流行しませんようにと、盛夏のすこやかな暮らしを願い、天に祈りをささげる、素朴な信仰のかたちである。