今月の記事: 2017年8月

天候不順、商戦を直撃 夏総決算

 気象庁の梅雨明け宣言が出た後から、梅雨本番が到来したような雨続きだった今年の夏。天候不順は夏物商戦を直撃し、野菜など農作物の出来や価格にも影響を及ぼした。一方、暑すぎない気候も奏功してか、遊園地は大きく売り上げを伸ばした。

国会図書館とつながります 桐生市立図書館

 国立国会図書館(東京都千代田区永田町)がデジタル化し、インターネットで公開されていない資料約142万点が、桐生市立図書館で閲覧できるようになる。古典籍や絶版、商業出版されていない雑誌、郷土資料、博士論文など入手困難な資料がデジタルコレクションから提供される。全国834館(8月1日現在)の公立図書館、大学図書館などが参加するデジタル化資料送信サービスに、桐生も加わったもので、9月1日から利用できる。

決して忘れない

 20年前の話である。フィンランドからドイツへ向かう航空機内で隣り合わせに座ったのがベテラン添乗員Hさんだった▼せり帽風のキャップを愛用し、笑うと治療中の前歯が一本なくて、あの旅をずっと包んでくれていた安心の風の出どころは、たぶんこの人であったと思うのだ▼そのHさんが、機内放送で機長が何事か語り始めると、手元の用紙にペンを走らせ、放送が終了するのとほぼ同時に席を立ってどこかへ行った▼聞きなれたHさんの声が機内に流れたのはそれから1、2分後のことだ。機長のあいさつを日本人旅行者のために翻訳してくれたのである▼その日本語は直訳ではなくて、流れるようにきれいなことばになっていた。席に戻ってきたHさんによれば、事情を話したら「ぜひやってくれ」と、申し出はむしろ歓迎されたという▼Hさんが、国政の重鎮が外遊の際に必ず指名してくるほどの実力者であることは後で知った。あのカッコよさに出会えたことはいまも、旅の感動と分かち難いままだ▼北海道の新千歳空港で離陸が遅れた航空機内で歌手の松山千春さんが「大空と大地の中で」を歌って乗客を喜ばせたそうである▼この日の歌声を人々は決して忘れないだろう。(

桐生刺繍商工業協同組合、東京五輪に向けPR

 2020年の東京五輪などに向けたビジネス機会創出を目的とする展示商談会「組合まつりinTOKYO」(東京都中小企業団体中央会主催)が30日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれた。群馬県からは桐生刺繍商工業協同組合(村田欽也理事長)が出展し、桐生の刺しゅうをPRした。

本一・二重伝建地区の水路遺構、御影石の切り石積み確認

 桐生新町重要伝統的建造物群保存地区の水路遺構が、本町通り一・二丁目の西側歩道下に存在していることが確認された。22日から始まった桐生市水道局の水道管埋設工事に伴うもので、特に旧書上商店(現在の花のにしはら―綾小町)前は一定の大きさの御影石積みであることがわかった。桐生市教委文化財保護課が立ち会い、記録した上で埋め戻し、まちづくりの遺産として将来に託す。