今日の記事: 2017年8月2日

「祭り」テーマに“まち映画”、「魅力発信」あすクランクイン

 桐生八木節まつりと桐生祇園祭をテーマに、伝統・文化と若者の情熱を通して桐生の魅力を描く“まち映画”「祭りのあと、記憶のさき」(藤橋誠監督)が3日、クランクインする。出演者には祭りに愛着を持つ桐生・みどり地域の住民が数多く名を連ねている。7月30日、桐生商工会議所会館(桐生市錦町三丁目)で行われた製作発表では、出演者らが「映画を通じて祭りのおもしろさ、桐生の魅力を発信したい」と、意気込みを語った。

樹徳高将棋部の2人、みやぎ総文へ 男・女個人で県制覇

 樹徳高校将棋部(藤生義教顧問、部員5人)の武井柊馬さん(3年)と高橋一華さん(1年)が、3、4日に宮城県白石市で開催される第51回全国高等学校将棋選手権大会に出場する。第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文)の将棋部門でもあり、群馬県の男・女個人戦を制した両棋士の健闘が期待される。

心のナンバー1

 旅先で印象に残った食べ物がある。遅れた飛行機を待つ空港で心細く食べたオートミール、定食屋のおじさんが釣った名前もわからない川魚の刺し身、植物園で食べたレトルトであろうにんじんすりおろしスープ▼心に残る出会いを「もう一度味わいたいな」と思っても、なかなか再現できない。そりゃそうだ。食べる心境が違う。オートミールのもってりした優しさはひとりぼっちの不安を和らげて、新鮮な刺し身には作り手の心遣いがあった▼さて先述の「にんじんスープ」。あれはちょっと別物で、場のなせる業だったと思う。さわやかに晴れた日、植物は豊かな色合いの日光に照らされて、空気の匂いはすっかり秋だった。そこに橙色した甘いにんじんスープである。旅先の味は現地でこそ最大に響くもの。思えば味は濃かったし冷めてしまっていたけれど、数年たった今も心のスープナンバー1だ▼この地域にもまた、生活と風土に合った食べ物があって、日々の暮らしを支えて体をつくってくれている。頬をなでる風の温度、空気の重さ、夜と朝に感じるしけった匂い、この目に映るすべての色。ひとつひとつ、地域の要素を感じて一皿を味わう。それだけでもう、十分だと思うのだ。(