今日の記事: 2017年8月4日

熱気のバトン桐生へ、八木節まつり開幕

 第54回桐生八木節まつりが4日、桐生市の中心街で開幕した。正午の気温は29・1度(前橋地方気象台調べ)と、猛暑だった昨年より4度も低く、しのぎやすい天気に。それでも祭りの到来で桐生の夏はぐっと熱気を帯びる。4日午前には第30回全日本八木節競演大会の予選がスタート。会場の桐生市市民文化会館小ホールでは、八木節の音頭取り日本一を目指し、76人の愛好家が自慢ののどを披露した。

13日から「ノンアートから生まれるものは?」展

 有鄰館全館を用いて、「ノンアートから生まれるものは?」展(実行委員会主催)が初開催される。障害者と健常者の作家たちが協働し、真のバリアフリーを考える。13日から15日まで3日間の会期中は、巨大黒板に絵を描いて一つの森を完成させるなど参加型の行事も複数予定されている。

踊る楽しみ

 今年はいつにも増して、まつりの衣装が売れているのだと、本紙の記事で紹介されていた。襟のない鯉口シャツに腹掛け、股引と、上から下までひと通り衣装をそろえ、いざ八木節踊りの輪に加わり、思い切り体を動かす。想像してみても、確かに気持ちよさそうだ▼桐生ガスプラザ前、本町五丁目交差点の粋翔やぐらを取り囲むように生まれる、あの激しい踊りの輪に加わろうとするならば、動きやすい格好の方がいい。ゆかた、きものよりも、股引に法被、はんてんといったいでたちの方が踊りやすい▼「そろいの支度で八木節音頭」と、上毛かるたで詠まれるように、友人や家族と同じ衣装をまとって踊れば、一体感も生まれる。踊りの輪に入りたかったけれど、さまざまな理由で踊れなかった。そんな人たちが、思い切って輪に加わる。衣装の購入は一つのきっかけづくりなのかもしれない▼そろいの衣装でなくたって、輪に加わるのは自由。一人で踊っていても、どうせチームのようになってしまうのだから。周囲で踊りの輪をつくる八木節踊りのチームにしても、一緒に八木節を楽しみたいという人の参加は、もちろん妨げていない。桐生祇園祭ともども、真夏の祭典を堪能してほしい。(

専門家と安心

 情報にはいつも安心の側面と不安の側面がつきまとう。例えば医大生や研修医の中には、ちょっとした身体の変調が講義で習った病気の症状に似ていると悩む人が現れる。これを医聖にあやかって「ヒポクラテス症候群」と呼んでいるそうである。