今日の記事: 2017年8月18日

“らしくない”天気うらめし、市民プール客は2割減

 東日本で続く天候不順の影響で、桐生地区でも夏らしくない天気が続いている。18日まで9日間連続で降雨を記録中で、昨日までの今月17日間のうち、半分以上の9日間で日照時間が1時間未満、最高気温が30度未満となった。桐生市相生町三丁目の市民プールの入場者数も前年比約2割減と落ち込んでおり、市内のかき氷店も「売り上げは例年の10分の1」と悲鳴を上げている。今後も1週間は曇りや雨の日が多い見込みという。

貴重な楽器3台、一堂に展示 童謡ふるさと館

 天皇陛下の母・香淳皇后ご愛用のピアノと、1900年製のオルガン、現代ピアノとは異なる“ウィーン式”ピアノ。歴史的、文化的に価値の高い3台の楽器が、みどり市東町の童謡ふるさと館の童謡ホール(常設展スペース)でそろって展示されている。同館ファミリーホールで保管していたものを改めて展示。約25年間同館に勤務した元職員も「3台が並んで展示されるのは初めて見た」という。

歌舞伎の安吾

 安吾がついに、歌舞伎になった。歌舞伎座8月第3部が「野田版 桜の森の満開の下」なのだ。発表から70年、映画で演劇で朗読でダンスでとさまざま取り組まれてきたが「坂口安吾の生まれ変わり」を自称する野田秀樹の作・演出歌舞伎とあっては見逃せない▼1989年夢の遊眠社が初演した「贋作 桜の森の満開の下」は、桐生時代のもうひとつの代表的幻想譚「夜長姫と耳男」の登場人物が動き「安吾の新日本地理 飛騨・高山の抹殺」も背景にある。歌舞伎化は「研辰の討たれ」など3作を共にした勘三郎の念願でもあったという▼さて、桜散る鬼どもの宴は耳男に勘九郎、夜長姫の七之助は当然として、オオアマ染五郎、マナコ猿弥、ヒダの王扇雀、エンマ彌十郎、赤名人亀蔵、ハンニャ巳之助など適役ぞろい、特に女奴隷エナコ/ヘンナコ芝のぶが妖し美し。野田流の所作と言葉遊びで戯曲は戯作。80年代のネタも興趣、衣装も音楽も見事だった▼それにしても。チャチな人間世界をもたせるに、空が落ちてこないように、救いようのない孤独そのものになって。桜の枝を捧げた鬼の行進を見送る、耳のない男。2度のカーテンコールで我に返る。「シネマ歌舞伎」化も待たれる。(

右側通行の自転車

 夏休みの大会が花盛りのころに、競技会場と学校を自転車で行き来する中学生を見かけた。