今日の記事: 2017年8月24日

“借金返済”8年連続で改善、桐生市16年度決算

 桐生市は24日までに、同市の2016年度決算概要を示した。自治体の年間収入に占める“借金返済額”の割合を示す「実質公債費比率」は、前年度比0・2ポイント減の5・4%と8年連続で改善。08年度決算時に12・5%あった同比率は8年間で半分以下に減った。一方、財政の柔軟性と余裕度を示す「経常収支比率」は、同3・1ポイント増の93・4%と2年ぶりに悪化。人口減に伴う交付税減額などが影響し、財源不足による財政の硬直化が進んだ。同決算は29日開会の市議会定例会で審議される。

地元関係16選手が出場、国体ラグビー

 愛媛国体(10月1~5日、四国中央市など)の出場権をかけたラグビーの国体関東ブロック大会が25~27日、桐生市内で開かれる。同市内でのラグビー国体関東予選は7年ぶり。成年男子と少年男子が市ユーユー広場(相生町三丁目)で、女子と少年男子が市陸上競技場(元宿町)で熱戦を繰り広げる予定で、計16人の地元選手が出場する。

本屋の思い出

 子どもの頃、下校途中に立ち寄る場所があった。学校でも家でも、まっすぐ帰るよう教えられているのだが、寄らずにはいられぬほど魅力的な場所は多かった。例えば遊具のある公園、昆虫のいる水路沿いの小道▼校区の中にただ1軒存在した本屋さんもまた、子ども心を引き寄せてやまぬ場だった。雑誌コーナーを抜けると一般書籍が並ぶ。レジ脇には漫画コーナーがあった。漫画はあまり読まぬようにと親から言われて育った世代である。いや、直接言われた覚えはないのだが、そんな気配が漂っていた▼でも漫画はおもしろい。帰りがけに一人書店に立ち寄り、一般書の背表紙をながめてから、ついでなんですといったそぶりで漫画コーナーに足を向ける。店の主人も見て見ぬふりで、ときどき様子をうかがいながらも、放っておいてくれた。だからときどき本を買うときは、どこかほっとした気分になった▼その本屋さんもしばらく前に店をたたんだ。それは全国的な傾向で、書店は驚くほどの勢いで減っている。書店ゼロのまちが全市町村の約2割に上るのだと、朝日新聞が報じていた。ずらりと並んだ背表紙のタイトルから、社会が見え隠れする。そんな機会も失われていくようだ。(